筑豊第622回 従業員満足 価値生む/ 元気ファクトリー 小島代表取締役
西日本政経懇話会の9月例会が10日、飯塚市であり、愛媛県松山市の老舗書店を経営再建した元気ファクトリーの小島俊一代表取締役=福岡市出身=が「人手不足時代を解消するための処方箋」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
従業員の満足なくして顧客満足はない。事業の基盤である従業員を財産と考え、大切にすることが重要。会社への信頼が生まれ、安心して働けることで、イノベーションが生まれる。
現在の企業は事業が社会に提供する価値を示し、共鳴する顧客をつくるマーケティングが求められている。会社への信頼がある従業員は、その価値を生み出す原動力になる。
こうした職場風土づくりのため、実践すべきことがある。まず「信頼している」と口に出して伝える。その上で「なぜ」と部下を詰問せずに「それでどうする?」と質問し、自発的に考えられるようにする。そして、一人一人を育て、能力とやる気を引き上げる。
育成には研修が有効。「自分が成長する機会をつくってくれている」と従業員が感じ、将来への希望も醸成される。
経営者のマネジメントが正しければ、売り上げは自然と上がる。 (金田達依)
2026年(令和8年)09月12日(土)





