西日本政経懇話会

筑豊546回 衆参ダブル選ありうる/有馬氏が講演

有馬 筑豊.jpg 西日本政経懇話会6月例会が7日、飯塚市片島のパドドゥ・ル・コトブキで開かれ、政治評論家の有馬晴海氏が「参院選の行方と安倍長期政権の課題」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。 (中川次郎)

 最近、マスコミや永田町では、安倍晋三首相が衆議院を解散し、衆参ダブル選挙を仕掛けるのではないか、と話題になっている。

 連立を組む公明党が否定的なこともあり、先週までは9対1でやらないと思っていたが、今週に入ると、永田町では衆院議員が選挙の準備を始めており、ダブル選との関連を指摘される通常国会の会期延長論も浮上してきた。今では7対3でやると思う。

 安倍さんは、参院選単独で改憲勢力の3分の2を保てるならば、冒険しないが、議席を大きく減らす情勢になれば、今後の国会運営が難しくなるので、ダブル選をやっていくしかないのではないか。

 私はポスト小泉として4人の政治家を「麻垣康三(麻生太郎氏、谷垣禎一氏、福田康夫氏、安倍氏)」と名付けたが、現在は安倍1強が続き、ポスト安倍が見当たらないのが現状だ。

2019年06月08日

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