西日本政経懇話会１１月例会が６日、飯塚市内であり、料理研究家で福岡女子大客員教授の村上祥子さんが「いつものごはんで免疫力アップ」と題して講演し、コンビニで手に入る電子レンジ用食品を活用した手軽な料理法を紹介した＝写真。

　村上さんは、コンビニはいつでも行ける上に、売られている食品は完成度が高いとして「上

手に『コンビニごはん』を活用して栄養をとってほしい」と話し、講演の後半で自身が考案した料理を実演した。

　レンジ用食品の「手羽中の唐揚げ」を、ピザ用チーズと牛乳をレンジで温めて作ったソースに合わせてチーズフォンデュ風に食べる料理などを手早く完成させた。タンパク質が豊富に含まれるという。器には１００円ショップにもある耐熱性ラーメンどんぶりを薦めて「レンチン（レンジでチン）生活を楽しんで」と呼び掛けた。
　「手抜きだと言われることもあるが、コンビニを利用しないときちんと食べられない人もいる」と強調。１人暮らしの高齢者なども戸惑わず活用してほしいとした。高血圧などで塩分が気になる人向けに「大さじ２杯の水を加えてレンチン後、汁を捨てる」方法も教えた。　（坂本公司）

2020年(令和2年)11月07日