西日本政経懇話会

筑豊536回 「不安は過密日程」天皇代替わり/小田部氏が講演

 西日本政経懇話会9月例会が14日、飯塚市のパドドゥ・ル・コトブキで開かれ、皇室に関する著書がある静岡福祉大名誉教授の1557353b7328eb906bb23dcc6a56333cecfe0a65.jpg小田部雄次氏が「平成の代替わりとこれからの皇室」と題して講演した。講演要旨は次の通り。

 (座親伸吾)

 生前退位に伴い、(天皇家の私的費用である)内廷費の配分や住居などが議論されているが、事務処理の問題。本当に考えなければいけないのは皇位継承を男系男子としていること。秋篠宮家の長男悠仁さまへの期待と負担は大きい。(現状では)女性皇族も結婚すれば皇室を離れてしまう。

 来年4月30日の天皇陛下退位と翌5月1日の新天皇即位の儀式は35億6千万円の予算が組まれた。代替わり儀式は新元号も関心あるだろうが、心配なのは過密スケジュール。来年はラグビーワールドカップ、参院選もある。その中で退位と即位の儀式があり、さまざまな行事が立て続けに行われる。

2018年9月15日

これまでの記事一覧