西日本政経懇話会

筑豊第595回 豪雨、地震身を守る行動を

筑豊 長谷川.jpg 西日本政経懇話会3月例会が22日、飯塚市であり、西日本新聞社会部の長谷川彰特別編集委員=写真=が「相次ぐ地震、豪雨~後悔しない備え」と題して講演した。要旨は次の通り。
 地震は予知ができず、いきなりやってくる。「最初の一撃から生き延びる」ことを考えてほしい。そうすれば、被災者を助ける側に回ることもできる。
 1月の能登半島地震でも当てはまるが、同じ震度でも「周期」によって被害に違いが出る。古い木造家屋にとって一番危険なのは周期1~2秒の揺れで、感覚的には「ゆっさ、ゆっさ」。一方、斜面崩壊しやすいのは短い周期の「ガタガタガタ」。県内には、玄界灘から飯塚市にも延びる西山断層帯などがある。できる備えは家の耐震化。寝床の上を覆う金属製の室内シェルターを取り入れるという次善の策もある。
 地域によって危険な雨量が変わることを知ってほしい。筑豊地区で浸水被害が相次いだ2003年7月の豪雨では、遠賀川の支流での典型的な内水氾濫が起きた。対策が取られ安全度は高まっていると言っても、飯塚市では過去最大雨量1時間101ミリを超える雨が予想された場合は警戒してほしい。警戒レベル4「避難指示」までに避難を完了する必要がある。 (吉田真紀)

2024年(令和6年)03月23日(土)

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