久留米第620回 人手不足を解消するための処方箋/企業コンサルタント小島氏が講演
西日本政経懇話会9月例会が9日、福岡県久留米市内であり、中小企業コンサルタントで元気ファクトリー(愛媛県松山市)代表取締役の小島俊一氏が「人手不足を解消するための処方箋~経営者がすぐに実践できること」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
大学卒業後、出版取次会社トーハンに入社。56歳の時、5期連続赤字だった四国の老舗書店、明屋書店に経営再建のため出向した。
経営再建にはまず、いかに人を活性化させるかだ。マーケティングは人材確保にも有効。求職者はお客さまという視点で考え、選ばれる仕組みをつくることが人手不足対策になる。
マーケティングの本質は、客が何に価値を感じているかを理解し、それを伝えること。社会に何を提供するのかという自分の組織が持つ本質的な価値を、従業員や獲得したい人材に共有することが大切だ。人は理念に共感する。
もう一つ重要なのがマネジメント。従業員を財産にしていく経営が人材を定着させる。人の能力ややる気は、研修と接し方で高められる。研修の本質は社員が成長する機会を実感すること。まずは部下の名前を呼んで声をかけ、信頼していると口に出して伝えてみてほしい。 (杉野如海)
2026年(令和8年)09月12日(土)





