西日本政経懇話会

久留米第568回 来年の政治と岸田政権の行方/本田氏が講演/参院選が最大の試練に

 西日本政経懇話会12月例会が16日、久留米市であり、政治行政アナリスト本田雅俊氏が「来年の政治と岸田政権の行方」と題して講演した=写真。本田氏は慶応大大学院修了。

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衆院議員秘書などを経て、現在は金城大客員教授。講演要旨は次の通り。
 菅義偉前総理は「選挙を戦えない」とはしごを外されたが、掲げた公約はほぼ達成し、永田町に
強い影響力を残している。岸田文雄氏は戦わない姿勢を変えて総理の座についたが、岸田派(宏池会)はあくまで自民党議員の1割。周りの派閥を立てなくては足をすくわれる恐れがあるが、林芳正氏の外相起用など、自我を出すのが早すぎる。

 18歳以下10万円給付でも顕著だが、やることを掲げた後にブレがみられる。年末年始の世論調査で支持率50%以上を保てるかが鍵。本来得意なはずの外交も、北京五輪の外交的ボイコットを巡って落とし穴がある。来夏の参院選が最大の試練で、負ければ短命政権となる。 (大矢和世)

2021年(令和3年)12月17日

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