久留米第613回 「主食減らし、運動を」/山村医師が講演
西日本政経懇話会1月例会が29日、久留米市内であり、やさしい内科クリニック(東京)院長で医師の山村聡氏が「血糖値を下げて脂肪を落とす3つの裏技」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
血糖値が急上昇・急降下する「血糖値スパイク」は血管に負担をかけ、動脈硬化を進める可能性もある。食事では脂肪や食物繊維を摂取してから糖質を取ることで、血糖値の大きな変動を抑えることができる。
糖尿病や高血圧、脂質異常は痛くもかゆくもないことがほとんどで、放置すると最終的に透析や失明、脳梗塞などの疾患につながりやすくなる。高血圧や高血糖の手前にある肥満を解消することで、こういったリスクを低減できる。治療が必要になる前に運動などで予防し、健康寿命を延ばす意識を持ってほしい。
血糖値は血液中のブドウ糖の濃さで、(ブドウ糖は)体を動かすエネルギー源。(値が上がると)膵臓(すいぞう)からインスリンを出して各臓器にブドウ糖を使わせ、血糖値を下げようとするが、使い切れないと脂肪になって蓄積される。代謝が落ちる50歳を超えたら主食の量を半分にしよう。代わりにおかずを1品増やし、タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり取ってほしい。散歩など食後の運動もピークの血糖値を抑えるのに役立つ。 (岡部由佳里)
2026年(令和8年)01月31日(土)





