久留米505回「一流」の生き方紹介/小松成美氏が講演
西日本政経懇話会の12月例会が14日、久留米市であり、ノンフィクション作家の小松成美氏が「一流とは何か~アスリートたちの真実」のテーマで講演した=写真。要旨は次の通り。
ラグビーのワールドカップで活躍した五郎丸歩選手がキックの前に行う「ルーティン」が話題になっている。一連の動作をすることで、五郎丸選手は静かな心でプレーに臨めている。小さな動きでいい。皆さんも仕事などへのやる気を出すためのルーティンをつくってはどうか。
福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長。巨人で選手、監督として頂点を極めても、福岡で新たな挑戦の道を選んだ。成績不振で生卵を投げられた時期もあったが、常勝軍団の礎を築いた。成功体験を忘れ、常に新たな頂を目指している。一流運動選手の言葉や姿勢を皆さんの人生や仕事の成功に向けたヒントにしてほしい。 (中野剛史)
=2015/12/15 西日本新聞=