西日本政経懇話会

久留米554回 大統領選 混乱の恐れも/共同通信 会田氏が講演

 西日本政経懇話会9月例会が16日、久留米市であり、共同通信社客員論説委員で関西大客員教授の会田弘継氏が講演、久留米 会田.jpg11月の米大統領選を展望した=写真。会田氏は同社ワシントン支局長などを歴任、著書に「破綻するアメリカ」などがある。要旨は次の通り。
 現在の情勢は、民主党候補のバイデン前副大統領が、共和党候補のトランプ大統領をリードしているとされるが、圧倒的ではない。候補者討論会、新型コロナ、人種問題デモが残り約1カ月の情勢を左右する。
 (コロナ感染を懸念して)郵便投票が増えると、民主党票が増えるとみられる。トランプ氏は「郵便投票は詐欺が多い」と予防線を張り、郵政公社トップに自分の子飼いを据え、自動仕分け機を廃棄するなどしている。投票結果が出るまでに相当時間がかかり、混乱が起きるかもしれない。
 (野村大輔)

2020年(令和2年)09月17日

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