西日本政経懇話会

久留米第583回 「衆院早期解散論が浮上」 / 共同通信政治部長、杉田氏が講演

西日本政経懇話会4月例会が14日、久留米市であり、共同通信社政治部長の

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杉田氏が「2023年の政局と地方選挙」と題して講演した=写真。

要旨は次の通り。

 政治記者の大きなテーマは、時の首相の心象風景を探ることだ。正月のラジオ番組に出演した岸田文雄首相は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のテーマ曲をリクエスト。北条義時が政敵を消していくドラマになぞらえ、「私が消されないように注意しないといけない」と語った。岸田首相は政策でなく政局の人で、内に秘めた政治闘争心がうかがえた。

 相次ぐ閣僚の辞任などで低空飛行が続いた内閣支持率だが、3月に潮目が変わった。自民最大派閥の安倍派への配慮がにじむ日銀総裁人事や日韓首脳会談、ウクライナ訪問が追い風となった。永田町では早期解散論が浮上している。私は今年秋が有力と思うが、岸田さんの心の内では今国会が閉会する6月解散の選択肢も生まれているのではないか。 (山下真)

2023年(令和5年)04月16日(日)

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