西日本政経懇話会

久留米第588回 チャットGPT「生産性、大きく向上」/第一生命経済研究所、柏村氏が講演

柏村 久留米.jpg

 西日本政経懇話会10月例会が17日、久留米市であり、第一生命経済研究所ライフデザイン研究部主席研究員の柏村氏が「『チャットGPT』がもたらす生産性革命」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
 テクノロジーの進化はめまぐるしく、最近ではスマートフォンの登場が世界の景色を変えた。人工知能(AI)が人間の知能を超える「シンギュラリティー」は2045年に到来するといい、それが早まっているという話もある。私たちは変化への対応力が求められる時代に生きている。
 対話型AI「チャットGPT」には仕事に役立つ技術が多い。情報を集めて整理し、草稿を作成する。こうしたアイデア創出にあたる部分は、AIだと一瞬でできる。任せられる部分をAIに任せることで生産性が大きく向上する。
 チャットGPTは画像なども瞬時に作ることができるが、影の部分もある。偽の映像などのディープフェイクを拡散し、政治的に社会を誘導したり、軍事技術に転用されたりするおそれもある。人間は倫理観や共感力を身に付ける必要がある。
 デジタル技術の活用は経営に直結する。すぐにチャットGPTを使ってみてほしい。 (山下真)

2023年(令和5年)10月18日(水)

これまでの記事一覧