西日本政経懇話会

久留米第557回 東京大・松本氏が講演/「環境問題の鍵は脱炭素化」

西日本政経懇話会12月例会が22日、久留米市であり、東京大教養学部の松本真由美客員准教授が講演、世界の脱炭素化に向けた動きを解説した=写真。松本氏は熊本県出身。環境・エネルギー政策論を専門とする。要旨は次の通り。
松本真由美.jpg 2年前、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、世界の平均気温が2030~52年に1・5度上昇すると予測。温室効果ガスの排出を50年ごろまでに実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の機運が高まった。日本など120カ国が表明している。
 これからの環境・エネルギー問題は「脱炭素化」がキーワード。再生可能エネルギーを大量導入し、水素や蓄電池など新技術の開発を進めることが必要だ。世界の平均気温上昇を2度未満に抑えるなどのパリ協定の目標は、これまでの施策の積み重ねでは達成できない。 (野村大輔)

2020年(令和2年)12月23日

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