西日本政経懇話会

北九州第619回 「自分が正しい」ではついてこない/学研ロジスティクス社長・中村泰三氏

北九州 中村泰三.jpg 西日本政経懇話会7月例会が23日、小倉北区浅野のJR九州ステーションホテル小倉であり、元航空自衛隊1等空佐で学研ロジスティクス社長の中村泰三氏が「失敗から学ぶ 官民のリーダーシップとマネジメントについて」と題して講演した=写真。要旨は以下の通り。
 リーダーシップは方向性の提示や、感情、人としてのつながりを経て、最終的に自発的な行動を促進すること。マネジメントは計画を立て、仕組みを作り、組織を管理すること。この二つが両輪となって組織は回る。
 自衛隊には「指揮」と「統御」という言葉がある。指揮は上下関係があれば誰でもできるが人にやる気を起こさせる「統御」が難しい。統御がリーダーシップだ。自分がどう考えるかだけではなく、部下がどう考え、どう感じるかをあらかじめ考える必要がある。「自分が正しい」ではチームを引っ張れない。失敗した場合は、成功とのギャップを見つけ、失敗の真因を見つけることが大事だ。同じ失敗はなくても類似の失敗を防ぐことができる。
 経験上、民間でリーダーシップ教育は浸透していない。表層的に理解していても行動に現れない。自分の経験や知識として落とし込むことが必要だ。 (重村誠志)

2026年(令和8年)07月27日(月)

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