西日本政経懇話会

北九州第597回 総裁選 麻生と菅の争い」/西日本政経懇話会7月例会/鮫島浩氏が講演

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 西日本政経懇話会7月例会が12日、小倉北区のJR九州ステーションホテル小倉であり、政治ジャーナリストの鮫島氏=写真=が「この秋、政治が動く!」と題して講演した。要旨は次の通り。
 東京都知事選は、自民党などが支援した小池百合子氏が前回より票を減らしたものの、手堅く3選した。一方、野党が担いだ蓮舫氏は無党派層を取り込めず伸び悩んだ。現職に対抗するには批判票をまとめることが大事で、好き嫌いが分かれる個性的な蓮舫氏を擁立したのが戦略ミスだった。
 自民派閥の裏金事件を機に、衆院補選や地方選で連勝していた立憲民主党は勢いが止まり、政権交代の機運はしぼむだろう。前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の躍進は、既成政党への不信感を浮き彫りにし、政治状況は大きく変わったと思った方がいい。
 9月の自民総裁選は、麻生太郎副総裁と菅義偉前首相の2人が誰を担ぐかという戦いになる。麻生氏は茂木敏充幹事長、菅氏は石破茂元幹事長が本命だが、どちらも決め手がなく、決選投票になだれ込むだろう。それを見据えて、お互い多数派工作を繰り広げている。 

(村田直隆)

2024年(令和6年)07月13日(土)

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