西日本政経懇話会

福岡第593回 解散総選挙、今秋にも可能性/政治ジャーナリストの細川氏が講演

西日本政経懇話会の4月例会が6日、福岡市であり、政治ジャーナリストの

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隆三氏が「衆院補選&統一地方選目前! 岸田政権の課題と展望」と題して公演した=写真。要旨は次の通り。

 岸田政権の課題は二つ。一つは経済政策で、物価高はもちろん構造改革が問われている。昨年の臨時国会から「構造的な賃上げ」を掲げているが、大企業はともかく中小や零細企業は成長の果実を得られるか。

 もう一つは安全保障。北朝鮮の動向などから、防衛費を上げることは否定できない。ロシアによるウクライナ侵攻から「自国の防衛力を上げる」、「同盟の重要性」、「自国は国民が守らないと他国は助けてくれない」という教訓を得た。

 「ポスト岸田」に一番近いのは自民党の茂木敏充幹事長だが、評価は割れる。もう1人は河野太郎氏。今後の政局のキーマンは菅義偉前総理で、安倍派の中には「菅さんについて行く」という人もいる。菅氏が河野氏を支持した前回の総裁選と、構図は同じだが中身が違う。

 自民党総裁の任期は来年9月。無投票で再選を狙う首相の頭には解散総選挙のタイミングがちらついているはずで、逆算すると今秋の可能性も十分にあると思っている。(古川泰裕)

2023年(令和5年)04月09日(日)

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