西日本政経懇話会

福岡第589回  イグ・ノーベル賞の栗原氏が講演/ 常識外れでいられる重要性

 西日本政経懇話会12月例会が9日、福岡市内であり、ユーモアあふれる科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」を2012年に受賞した津田塾大の栗原一貴教授が、「『斜め上』のものづくりとイグ・ノーベル賞」と題して講演した。要旨は次の通り。

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 すぐに役立つか否かだけで知的創造を評価することは、最終的に人類を先細りさせる。限られた予算を重点的に配分することは必要だが、超長期的には広く浅く、いろいろな研究者がいる状況が良いのではないか。 (古川泰裕)

2022年(令和4年)12月10日(土)福岡 栗原一貴.jpg

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