西日本政経懇話会

福岡第577回 対中「協力しつつ苦言も」/興梠氏が講演

西日本政経懇話会の11月福岡例会が30日、福岡市内であり、神田外語大の興梠一郎教授

福岡 興梠一郎.jpg

写真=が「いま中国で何が起きているのか?」と題して講演した。講演要旨は次の通り。
 バイデン米政権は中国と真っ向対立しているように見えるが、そんなことはない。バイデン大統領が最近使った「ガードレール」という言葉に真意が表れている。中国との間には台湾問題など安全保障の対立があるが、ガードレールを設けて経済関係には波及させないという考え方だ。米中ともにそうした二面性を持った付き合いをしており、日本も学ばないといけない。

 ただ、経済が大事だから沖縄県尖閣諸島の問題は見逃すというのはだめだ。経済協力はやろうと言いながら、尖閣周辺の領海侵入は絶対やめろよと言わないといけない。笑いながら怒る。日本人が苦手な対応だが、変えていかないと国益を損なう。 (川原田健雄)

2021年(令和3年)12月01日

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