西日本政経懇話会

福岡第585回 岸田政権の火種は安倍氏との関係/政治評論家の田崎氏が講演

西日本政経懇話会の7月例会が1日、福岡市内のホテルであり、政治評論家の田崎史郎氏

「参院選と、その後の政局を読む」と題して講演した。要旨は以下の通り。

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 岸田文雄政権の支持率が安定しているのは、世論に対抗する気概がなく、世論に沿った政策を進める政治手法にある。参院選は「与党で過半数」は確実の情勢だ。衆院解散をしない限り、次の参院選まで国政選挙がない「黄金の3年間」を手にすると言われているが、あり得ない。参院選が終われば政局が動き出す。火種は、安倍晋三元首相との関係だ。自民党が公約に掲げた防衛費の増額や防衛省の事務次官人事を巡って、安倍氏は周囲に不快感を示しており、バトルを見せている。今後の政局を占う軸になる。
 自民党総裁としての任期は2024年秋だ。首相はそれまでに衆院解散を断行するだろう。そうしなければ再選が危うくなるからだ。衆院選で勝ち、総裁選で再選すれば、安定政権が見えてくる。 (古川幸太郎)

2022年(令和4年)07月02日

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