西日本支店長会

第7回西日本会合同例会 久留米大学商学部教授 塚崎公義氏が講演

85b5ffe42fd973d797693f3943f2a630b6fbfc95.jpgオーエン創刊記念特別講演会 西日本新聞創刊140周年とマネー情報紙「Oh!Yen!」(オーエン)の創刊を記念した特別講演会が4日、福岡市であり、同紙でコラムを執筆する久留米大商学部の塚崎公義教授が「一から分かる資産づくり」をテーマに話した。

 西日本政経懇話会、西日本支店長会、パートナーズクラブ、地域フォーラムの4団体の合同例会を兼ねた講演会で、約370人が出席した。

 塚崎氏は、老後の資産に関し「長生きしている間にインフレが起きることがリスク」と指摘。インフレに強い資産として「日本の公的年金やドル、株」を示し、資産の偏りによるリスクを減らすため、分散投資の重要性を強調した。

 また「(社員に)投資優遇税制を教えることで、支払う税額が減り可処分所得が増える」などと主張。退職金で投資を始め失敗するケースを防ぐためにも、企業内での金融教育の実施を呼び掛けた。 (田中良治)

2017年12月05日付 西日本新聞

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