「留学生の活用を」岸本・九州経産局長 西日本支店長会で講演
福岡都市圏に支社や支店を置く243社でつくる西日本支店長会の4月例会が14日、福岡市・天神の福岡国際ホールであり、九州経済産業局の岸本吉生局長が「九州を元気に、日本を元気に」と題して講演した。
岸本局長は、九州の成長戦略として、水素エネルギーなどの「グリーン」分野をはじめ「農林水産業・食品」「観光」「医療」の4分野に注力していることを紹介。これらを推し進める上で欠かせない要素として「アジアとのつながりを生かすこと」「女性や高齢者など多様な人の活躍」「地域や企業の魅力発信」を挙げた。特に「留学生は九州の眠れる資産。グローバルな人材を地元企業で活用すべきだ」と強調した。 (吉田修平)
=2015/4/15 西日本新聞=