玄海フォーラム

2019年度第1回例会 西日本新聞 経済部長が講演

本紙前ソウル特派員が講演

 佐賀県唐津・玄海地域の振興策を考える玄海フォーラム(会長・馬渡雅敏松浦通運社長、西日本新聞社主催)の例会が26日、唐津市であり、2月まで西日本新聞ソウル特派員を務めた曽山茂志経済部長が「激動の朝鮮半島と九州」をテーマに講演した。

 曽山部長は、自衛隊機へのレーダー照射問題などで悪化した日韓関係に触れ、「外交や政治のパイプが細くなっている表れ。これまではお互いに非難する前に落としどころを探って衝突を避けてきたが、今はできていない」と指摘。一方、韓国で日本旅行や日本食ブームが続いていることも紹介し「政治が悪化しているからといって、日韓関係の底が抜けることはない」と分析した。(野村創)

2019年6月27日付 西日本新聞

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