佐藤優氏が合同例会で講演

　西日本政経懇話会、西日本支店長会、パートナーズクラブ、地域フォーラムの４団体による合同例会が２５日、福岡市博多区のグランドハイアット福岡であった。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が「平成とはどういう時代だったのか」をテーマに講演した。

　佐藤氏は日本が政治的に成熟期を迎える一方で、利益を追求する帝国主義的な傾向が各国で強まったのが平成の時代だったと説明。「日本が生き残っていくには子どもたちの教育に力を入れることが重要。過去の歴史的な事象や国際関係の地政学などを学び、考える力を養成することが大切だ」と呼び掛けた。　（久知邦）

2019年3月26日付　西日本新聞