焼き物連携テーマに玄海フォーラム
焼き物連携テーマに玄海フォーラム 佐賀県唐津・玄海地域の振興策を探る玄海フォーラム(会長・馬渡雅敏松浦通運社長、西日本新聞社主催)が22日、唐津市であり=写真、同県有田町の陶芸家で色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)の十四代今泉今右衛門さんと唐津焼の陶芸家の十四代中里太郎右衛門さんが対談。焼き物を通じた地域連携をテーマに意見を交換した。来年創業400年を迎える有田焼について、今泉さんは「時代や窯元ごとに作風が違い、多様性が魅力」と述べ、中里さんは唐津焼を「産業でなく、個人の作家が古唐津に魅了されて制作を続けてきた」と紹介した。2人は「有田と唐津は根本的に違う。双方の良さを生かすことが必要」との意見で一致した。
=2015/2/23西日本新聞=