玄海フォーラム

平成28年度第1回例会 有田焼・唐津焼の連携テーマに講演

平成28年度第1回例会 有田焼・唐津焼の連携テーマに講演

 

有田焼、唐津焼の連携テーマに

 佐賀県唐津・玄海地域の振興策を考える玄海フォーラム(会長・馬渡雅敏松浦通運社長、西日本新聞社主催)の例会が28日、唐津市のホテルであった。佐賀の陶芸を代表する有田焼、唐津焼の関係者3人が、産地連携の可能性について意見交換した。今年は有田焼が創業400年を迎え、4月に佐賀、長崎両県の肥前窯業圏が文化庁の日本遺産に認定されるなど、陶芸を幅広く産業振興に生かす機運が高まっている。

 同県有田町の有田焼創業400年事業推進課の深江亮平さん(35)は「肥前窯業圏では、住民がお互いの焼き物を見直すチャンスを迎えた」と述べ、唐津市唐津焼振興室長の畔田浩貴さん(54)も「外国人観光客にPRし、消費を世界市場に拡大できる」と評価。唐津やきもん祭り実行委員長の坂本直樹さん(52)は「400年の次に向けて、県と協力して連携策を探りたい」と語った。

 

20160729日付 西日本新聞

 

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