西日本新聞社RECRUITMENT2019 西日本新聞社RECRUITMENT2019

地域に貢献できる
新たなかたちを模索する

ビジネス開発部
(新規ビジネス)
伊藤 ひかり

2018年入社

※所属部署は取材当時のものです。

01現在どんな仕事をしていますか?

 私の所属するビジネス開発部は、既存事業とは違う新たな事業を創出する部門です。M&A(企業・事業の合併や買収)を行ったり、社内新規事業を立ち上げたり、出資先・資本提携先を探したりなど、日々新たな収益をつくるためのアクションを起こしています。新聞社が持つ信頼や社会性、私たちが持つ販売網などの機能を生かして、新聞でニュースを届けること以外でも地域に貢献できる新たなかたちを模索しています。

 私個人としては、数年前から出資を行っているスタートアップ企業とともに新たなメディアを運営したり、社内新規事業の立ち上げに携わったりなど通常の営業職とは全く違う業務を行っています。

02一番面白かった仕事、経験は?

 会社として初めてのオープンイノベーションプログラムを実施したのですが、それに携わったことは非常によい経験となりました。オープンイノベーションプログラムとは、新聞社のような一般企業が外部企業から共同事業のアイデアを募集し、新しいビジネスアイデアの実現とサービス拡大を促進する取り組みです。スタートアップ企業との出会いはとても新鮮で、新聞社の社員では到底思いつかないような斬新なアイデアをたくさん応募していただいたり、自分とあまり変わらない年代の人たちが起業して新しい領域でチャレンジしている姿を目の当たりにしたりと、非常に刺激を受けました。新聞社が持つ武器の整理からアイデアの審査選考、提案内容のブラッシュアップまで行うことで、どうしたら世に必要とされるものを生み出すことができるのかという事業創出のプロセスを学ぶことができました。新しい事業を生み出し成功させることは非常に難しいと思いますが、今後も柔軟な発想を持ち、会社全体の価値向上に貢献していきたいと思います。

03入社してからの最大の試練や失敗は?
それをどう乗り越えましたか?

 前部署でのことになりますが、クライアントに協賛をいただいて共催イベントを行ったことは印象に残っています。開催にあたり、司会進行の調整やお客さんの入退場まで様々な最終判断は担当者である自分が行わなければなりませんでした。自分の判断一つで事故に繋がってしまう可能性がある状況でしたが、最初は右も左も分からず、迷いながら作り上げていく日々でした。先輩や上司、関わる全ての人に支えていただいて乗り切ることができ、無事イベントは成功しましたが、仕事をする上でここまでの責任を感じたことはその時が初めてだったように思います。

 社会に出て働く以上、最初はどうしても経験不足・知識不足であることは間違いありません。だからこそ、周りの人たちを上手く頼ること、コミュニケーションをとることは非常に大事だと感じます。どんな人も、一人でやっている仕事はありません。大勢の人の関わりの中で働いていることを忘れずにこれからも励みたいと思います。

ある日のスケジュール

8:00
起床。家から会社が近いので徒歩通勤をしています。朝歩きながら今日しなければならないことを頭の中でイメージしています。
9:30
業務開始。メールやチャット、今日の予定を確認します。
10:00
社内会議や社外打ち合わせ。コロナ禍のためオンラインでの対応が多くなりがちですが、社外に出向くこともあります。
12:30
天神付近で昼休憩。時間がないときはお弁当やパンで済ませるときもあります。
13:30
プレゼン資料作成。前回打ち合わせ時に受け取った確認事項や要望にどう答えるか頭をひねります。作成後は上司に確認してもらいアドバイスをもらいます。
16:00
作った資料を基に先方にプレゼン。プレゼン後は次回打ち合わせまでに解決できることを調整します。資料の送付や御礼の連絡も忘れずに。
19:30
資料作成と社内打ち合わせ終了後に帰宅。

休日の過ごし方

 週末は趣味のサッカー観戦(15年以上アビスパ福岡のサポーターをしています)か、学生時代から続けている吹奏楽の練習に行くかのどちらかで過ごしています。一般の吹奏楽団に入団しており、夏から秋にかけては吹奏楽コンクールがあるため、その練習に明け暮れる日々です。サッカー観戦は小学生の頃からの趣味で、ほぼ毎週のようにベスト電器スタジアムに通っています。勝ち試合の後は「今週も頑張ろう!」とテンションが上がりますし、負け試合の後は「自分もまだまだ頑張らないといけない」と気合を入れ直しています(笑)

西日本新聞社って
こんなところ

 話し上手、聞き上手の人が多い組織だと思います。記者であろうと営業であろうとそこは変わらないように感じます。同じ組織にいる以上、根っこの部分である「地域のために」という信条や最終的な方向性は同じで、さまざまな課題と向き合い、その解決の糸口を一緒に考えていく姿勢を大事にする会社だと思います。「自分はこう思う」という意見を受け止めてくれる上司がいることに感謝しながら、地域の皆さんの期待に応えたいと思って日々仕事をしています。

「 記者だろうと営業だろうと『地域のために』という根っこの部分は同じ 」

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