デジタル時代の
新しいコンテンツを作り出す
メディア事業部
(デジタル) 渡邉 誠一郎
2010年入社
※所属部署は取材当時のものです。
デジタル時代の新しい西日本新聞、「西日本新聞me」を作っています。2021年2月に開始したサービスで、現在、アプリとWEBで展開しています。「福岡のミカタ」をコンセプトに、報道はもちろん、様々なサービスを提供するためコンテンツ、システム、マーケティング、ビジネスのチームで協力し合いながら日々作っています。メディア戦略局だけでなく、編集局、技術局、販売局、メディアビジネス局など様々な部署と連携する横断的な業務が多いです。新しい取り組みのため、自由な発想で挑戦することが必要で、アプリやWEBの制作会社など外部の企業の力も借りながら、より多くの方に使ってもらえるサービスを目指しています。
私は、メディア戦略局に来る前に、広告を扱うメディアビジネス局を経て西日本新聞メディアラボに出向しデジタルマーケティングに関する業務を行っていました。そのため、同じ社内ではありますが、他局の方々と業務をともにする機会は多くありませんでした。
西日本新聞meを立ち上げるプロジェクトに入り、様々な部署の違ったバックグラウンドを持つ方々と一緒に、一つの方向に向かい議論しながら進めて行くことは、貴重な経験になりました。特に西日本新聞社の真髄である報道にかける編集局の方々の思いに心を揺さぶられました。社会やメディアがデジタル化しても西日本新聞社には変わらぬ使命があると考えています。これまで続けてきた事業に西日本新聞meが加わり、より良い社会づくりに貢献したいです。
多くの方々が関わっている西日本新聞meのプロジェクトですが、全てが順風満帆だったわけではありません。
西日本新聞meのアプリを2021年4月にリリースしましたが、最初はもちろん誰も使っていません。そこから、多くの方に知って使っていただくべくプロモーションを行いました。TVCM、屋外広告、WEB広告、ラジオCMなど様々な媒体や手法を使って西日本新聞meの魅力を伝えました。アプリのダウンロード数を目標の一つに置いており、試行錯誤を繰り返しますが、なかなかダウンロード数が伸びず思い悩む日々がありました。そのような中、自分の知識、経験だけでは、十分にアプリの魅力を伝えることができていないと認識し、これまでつながった様々な方々に助けを求め、アイディアや意見をもらい、場合によっては人をご紹介いただきました。それが良い結果につながり、現在は、50万以上の方々にダウンロードしてご利用いただいています。必ず達成したい目標があり、そこに向かい真剣に取り組んでいると、人に頼ることで道が開けることがある、という経験ができたと考えています。
私は、娘が3人いるのですが、子どもたちと公園に行くことが好きです。一緒にアスレチックで遊んだり、虫捕りしたりします。子どもが小さい今しかできない貴重な時間だと考えていて、この時間を大切にしています。
とにかく雰囲気が良い、これに尽きると思います。先輩、後輩の仲が良く、私も社内に大好きな人がたくさんいます。これは、145年以上続いている西日本新聞社で培われた素晴らしい社風だと思います。
働くうえで、仲が良く何でも相談できる環境にある、というのは、業務のパフォーマンスを上げる上で非常に重要だと思います。西日本新聞社で働けて良かったと考えています。
「 達成したい目標に真剣に取り組む中で、周りの人に助けてもらうことで開ける道がある 」