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次の連載随筆 「その日暮らし」 作家 坂口恭平さん 15日から

2023.08.08 04:47 PM

 文化面の連載随筆は波平恵美子さんの「パズルみたいな文化人類学」に続いて、15日から小説、絵、音楽と幅広いジャンルで活動する作家、坂口恭平さん(45)=熊本市在住=の「その日暮らし」が始まります。
 
 坂口さんは1978年、熊本市生まれ。早稲田大理工学部建築学科卒。2004年に路上生活者の家を収めた写真集「0円ハウス」を刊行しました。09年に双極性障害(そううつ病)と診断。病気と付き合いながら生きる一方、自身の携帯番号をネット上などに公開し、生きるのがつらい人から相談を受ける「いのっちの電話」を続けています。近著は「継続するコツ」。ミュージシャンとして活動するほか、最近はパステル画集も出版しました。
 
 随筆は、日々の出来事や地元作家との交流などについて、自由につづっていきます。イラストは、坂口さんの長女アオさん(15)が手がけます。ご期待ください。
 
 ●筆者の言葉
 私は、本を書き、絵を描き、歌を歌って、畑をやり、死にたい人からの電話を10年以上無償で受け続け、20年以上も何かを作り続けています。さらに、そううつ病でもあり、毎日、万華鏡のように日々変わる生活を送ってまして、最近では少しずつ楽しめるようになってきました。そんな日々をつづっていこうと思っています。

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