次の連載随筆 「できれば猫と寝ていたい」 映画監督 タナダユキさん 10月6日から
2022.09.29 03:55 PM
文化面の連載随筆は吉竹顕彰さんの「天気の缶詰」に続き、東京都在住の映画監督、タナダユキさん(47)の「できれば猫と寝ていたい」が10月6日から始まります。
タナダさんは1975年北九州市生まれ。地元の高校を経て都内のイメージフォーラム付属映像研究所で学びました。脚本、監督、主演を務めた『モル』は2001年PFFアワードグランプリ、08年の『百万円と苦虫女』では日本映画監督協会新人賞を受賞しました。ドラマ版『浜の朝日の嘘つきどもと』は21年民放連テレビドラマ部門最優秀賞受賞。最新作は9月30日公開の『マイ・ブロークン・マリコ』です。
随筆は、小説家でもあるタナダさんが北九州で育った自らの生い立ちや同居する猫のことなどを柔らかい文章でつづります。イラストも本人が描きました。ご期待ください。
●筆者の言葉
夏になると「子供の頃、夏休みの宿題は早めに終わらせるタイプだったかギリギリだったか」と話題になることがあります。私は新学期の9月1日にやるタイプだったので、今回の50回という連載に恐れ慄(おのの)いております。締め切りに間に合わず空欄という事態が発生するや否や、その点もどうかお楽しみに。お目汚しではございますが、どうぞよろしくお願い致します。