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次の連載小説 22日スタート 「ひとでなし」 星野 智幸 画/三好 愛

2022.08.16 05:35 PM

 ご愛読いただいている木内昇さんの連載小説「かたばみ」は21日に終了し、22日から星野智幸さんの「ひとでなし」が始まります。1965年生まれの主人公が架空日記を書くことで、あったかもしれない別の人生を体験するという物語です。挿絵は三好愛さんです。

 ▼星野 智幸氏(ほしの・ともゆき)
 1965年生まれ、米国ロサンゼルス出身。早稲田大卒業後、新聞記者を経て、メキシコに留学。97年「最後の吐息」で文藝賞を受賞してデビュー。「俺俺」で大江健三郎賞、「夜は終わらない」で読売文学賞、「焰」で谷崎潤一郎賞。近著は「植物忌」「だまされ屋さん」。エッセー集「未来の記憶は蘭のなかで作られる」など。
 <作家の言葉>人間はどこまで人間なのか。暴力性を強めるばかりの世界を見ていると、人間であることが嫌になります。それなら、人間ではないものに変われる可能性を考えればいいじゃないか。そんな「ひとでなし」の探求におつきあいください。

 ▼三好 愛氏(みよし・あい)
 1986年生まれ、東京都在住。イラストレーター。伊藤亜紗著「どもる体」(医学書院)、川上弘美著「某」(幻冬舎)をはじめ数多くの本の装画や挿絵を担当するほか、ロックバンド「クリープハイプ」のグッズデザインも手がけるなど、幅広く活動している。著書に「ざらざらをさわる」、「怪談未満」がある。

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