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次の連載随筆 「寝室と運動場」 劇作家 松原俊太郎さん 5月10日から

2022.04.27 05:42 PM

 文化面の連載随筆は古川真人さんの「横浜通信」に続き、京都市在住の劇作家、松原俊太郎さん(33)の「寝室と運動場」が5月10日から始まります。
 松原さんは1988年熊本市生まれ。神戸大経済学部卒。2015年、戯曲「みちゆき」でAAF戯曲賞大賞、19年には、チェーホフの「桜の園」を下敷きに、東日本大震災以降の日本を描いた「山山」で岸田国士戯曲賞を受賞しました。近年は小説家としても注目され、小説作品には「ほんとうのこといって」「イヌに捧ぐ」などがあります。
 随筆は、演劇との出合いから、自宅の寝室で日々格闘を続ける戯曲や原稿執筆の苦しみや楽しみ、日常生活のとりとめのないことまでを、劇作家らしい独特な視点と文体でつづっていきます。
 イラストは、岡山県在住のクレヨン画家・絵本作家の加藤休ミさんが手がけます。ご期待ください。
 
 ●筆者の言葉
 私はステイホームと言われる前から寝室にこもって、ものを書いてきました。体は弱っていく一方なので、運動せねばなりません。目的なく歩いたり、急に走り出したり、朝まで話したり......想像するだに楽しそうな運動と、寝室から生まれてくるドラマとが合わされば、何かが発生するはず。春から初夏までの随筆連載、ぜひご同行ください。

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