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次の連載随筆 「アナザー・サイド・オブ」 小説家 沼田真佑さん 13日から

2021.04.02 06:17 PM

 文化面の連載随筆は俳優光石研さんの「As time goes ばい!」に続き、仙台市在住の小説家、沼田真佑さん(42)の「アナザー・サイド・オブ」が13日から始まります。
 
 沼田さんは1978年、北海道小樽市生まれ。父親の転勤で関東各地を転々とし、中学時代から20年間福岡市で暮らしました。西南学院大を卒業後に会社勤めをしながら執筆を開始。両親がいる盛岡市に移住していた17年、東日本大震災前後の岩手を舞台にした「影裏」で文学界新人賞と芥川賞を受賞しました。19年からは仙台市に住んでいます。
 
 随筆では、知り合いが全くいない状態で移った仙台での日々の暮らしや過去に住んだ土地の話、コロナ禍での新たな日常など小説家の「アナザー・サイド」(別の側面)をつづります。
 
 イラストは福岡市の画家、Oki Kenichiさんが手掛けます。ご期待ください。
 
 ●筆者の言葉
 子供の時分、新聞といえば、これすなわちテレビの番組表のことでした。中身の方へ目を向けるようになったのは、遅まきながら、中学生になってからのことです。さまざまな記事に触れ、世の中にはじつに多くの側面がある、ひと筋縄ではゆかないな、といった印象を受けたように覚えています。小説家として、自分も何か印象を残すことができたら幸いです。

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