次の連載随筆 「As time goes ばい!」 俳優 光石研さん 25日から
2021.01.20 03:47 PM
文化面の連載随筆はアートNPO法人代表の山出淳也さんによる「アート、まちに出る」に続き、映画やテレビドラマで活躍する北九州市出身の俳優光石研(みついし・けん)さんの「As time goes ばい!」が25日から始まります。
光石さんは1961年生まれ。高校在学中の78年、映画「博多っ子純情」のオーディションで主役に抜てきされデビュー。以降、数多くの映像作品に出演し、多彩な演技をこなせる「バイプレーヤー」として人気を高めてきました。2019年放送の「デザイナー渋井直人の休日」では、俳優生活40年にして初の連続ドラマ単独主演を果たしています。
随筆では生まれ育った同市八幡西区黒崎の思い出や俳優仲間との交流、仕事への愛などを縦横無尽につづります。イラストは漫画家やコラムニストとして活躍する「渋井直人」原作者の渋谷直角さんが手掛けます。ご期待ください。
●筆者の言葉
大変なことになってしまった。50回、文章を書けとのこと。参った。昔のことはうろ覚え、ただでさえ物覚えが悪い僕。セリフなんか言った端から忘れて、いつも俳優仲間たちから失笑をいただいている。でもそんな彼らに「最近新聞で随筆書いてるんだ。頼まれちゃってさ」なんて言ったら、皆尊敬の念で僕を見るだろう。妄想するだけでニヤニヤしてしまう。見返すチャンスだ! とにもかくにも書かせていただきます。よろしくお願いします。