聞き書きシリーズは３月３日から、フリーアナウンサーで福岡県大野城市の大野城まどかぴあ館長の林田スマさん（７２）＝福岡市＝による「おかげさまで」が始まります。
　
　１９６８年４月にＲＫＢ毎日放送（福岡市）に入社。深夜ラジオ番組「スマッシュ１１（イレブン）」の２代目アシスタントなどを務めた林田さんは、「レモンちゃん」と呼ばれた文化放送の落合恵子さんに勝るとも劣らない人気を得ますが、入社３年９カ月後に結婚退社。東京などで９年間、専業主婦を経験後、フリーのアナウンサーとして復帰します。
　
　その傍ら、９６年に大野城まどかぴあ女性センター（現・男女平等推進センター）所長に就任。２００９年にまどかぴあ館長に。この間、九州大大学院人間環境学府修士課程を修了、講演会やシンポジウムで活躍しています。
　
　ラジオパーソナリティーの一方、男女共同参画に詳しい顔も持つ林田さんの半生をつづります。聞き手は筑紫支局の南里義則です。