次の連載随筆 「あちらとこちら」 ミュージシャン 財津和夫さん 21日から
2019.10.17 02:53 PM
文化面の連載随筆は作家古処誠二さんの「ビルマ戦記を追う」に続いて、21日からミュージシャン、財津和夫さんの「あちらとこちら」が始まります。
財津さんは1948年、福岡市生まれ。西南学院大在学中にバンド活動を開始し、「チューリップ」を結成しました。福岡・天神のライブハウス「照和」などで活躍した後、71年に上京し、翌年デビュー。作詞、作曲を担当した「心の旅」「青春の影」などヒット曲を生み出しました。
メロディーメーカーとして評価が高く、ソロ名義でも活動。俳優としても映画、テレビに出演するなど幅広く活躍しています。一度は解散したチューリップは97年に再結成し、ライブ活動を再開。今年は全国ツアーを敢行。11月からソロツアーを始めます。
随筆では、青春時代を送った福岡の思い出、人生の方向性を決めた音楽のことなどを振り返りつつ、現在のことも記していきます。
イラストは、長崎県諫早市生まれで西南学院大出身のヨシフクホノカさん=東京在住=が担当します。ご期待ください。
●筆者の言葉
私が上京した48年前に比べると、福岡は大きな街になりました。青春時代の記憶を映す風景も少なくなりました。すると余計にその頃の記憶を呼び返してみたくなります。今回の連載はそういう訳で生い立ちから現在までの私のモノローグにさせていただきます。偏見や独断に陥らないよう、お叱りを受けないよう、でも正直なところが伝えられるようつづってみたいと思います。どうぞお付き合いのほどお願い申し上げます。