次の連載随筆 「やおいかん英国日記」 ライター ブレイディみかこさん 7日から
2019.03.05 04:17 PM
文化面の連載随筆は劇作家、小説家の岡田利規さんの「ところどころの触覚」に続いて、7日から英国在住のライター、ブレイディみかこさんの「やおいかん英国日記」が始まります。
ブレイディさんは1965年、福岡市生まれ。福岡県立修猷館高を卒業後、英国の音楽に憧れて渡英を重ね、96年に移住しました。現地で結婚し、長男が生まれたのをきっかけに保育士の資格を取得。シングルマザー、貧困などに接した経験を基に政治、社会問題に切り込んだブログが注目を集め、現在はライターとして活動しています。著書に「ヨーロッパ・コーリング」「いまモリッシーを聴くということ」など。「子どもたちの階級闘争」で2017年の新潮ドキュメント賞を受賞しています。
随筆では、英国で生きる一市民の視点から政治、経済政策、社会の矛盾や日本との相違、カルチャーなどについて、福岡の話も交えながら掘り下げます。
イラストは、福岡市在住の絵本作家よしながこうたくさんが担当します。ご期待ください。
●筆者の言葉
こんにちは。英国イーストサセックス州ブライトン在住のブレイディみかこと申します。カタカナを並べておりますが、もとをただせば福岡民です。EU離脱(ブレグジット)で劇的に揺れ動いているはずの英国をまったり生きる地べた民の視点で、社会や政治やカルチャーなど、あれこれ書き散らかしていきたいと思います。
=2019/03/05付 西日本新聞朝刊=