１１００年以上の歴史がある真言密教の名刹（めいさつ）、醍醐寺にまつわる名宝を紹介する特別展「京都・醍醐寺‐真言密教の宇宙－」を来年１月２９日～３月２４日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催します。

　京都市の南東に位置する醍醐寺は平安時代に建立され、醍醐天皇をはじめ歴代天皇、足利義満や豊臣秀吉から手厚い保護を受けました。本展では、密教美術の宝庫といえる醍醐寺から、本尊の薬師如来坐像および両脇侍像（国宝）をはじめ、国宝３２件、重要文化財４９件を含む珠玉の寺宝をご紹介いたします。

　入場料は一般１６００円、高大生１０００円、小中生６００円。前売り券は各２００円引き。主要プレイガイドで販売中。問い合わせはＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００。

　共催＝総本山醍醐寺、九州国立博物館・福岡県、ＴＶＱ九州放送、日本経済新聞社、ＢＳテレビ東京、九州国立博物館振興財団

＝2018/11/30付 西日本新聞朝刊＝