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次の連載随筆 「マボロシの少年時代」 フリーライター 北尾トロさん 10月3日から

2018.09.28 05:01 PM

 文化面の連載随筆は乙一さんの「かいじゅうタイムズ」に続いて、10月3日からフリーライターの北尾トロさんによる「マボロシの少年時代」が始まります。
 
 北尾さんは1958年福岡市生まれ、長野県松本市在住。法政大卒。主な著書は、裁判傍聴記「裁判長!ここは懲役4年でどうすか-100の空論より一度のナマ傍聴」、最新刊の「晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3」など。近年は町の人たちに愛されている安くておいしい大衆的な中華店を「町中華」と名付けて、自ら町中華探検隊隊長を務めるなど多彩な活動を続けています。連載では、福岡市や北九州市で過ごした少年時代の思い出の地を訪ね、自分の記憶と「答え合わせ」をしながら回想をつづります。
 
 題字と挿絵は、東京都在住のイラストレーター、伊野孝行さんが担当します。ご期待ください。
 
 ●筆者の言葉
 13歳まで過ごした九州のことを書く機会をいただき、タイミングの良さに驚いた。還暦を迎えたいまになって、あの頃の自分を懐かしく思い出すようになっていたからだ。でも、半世紀も昔の記憶はうっすらとぼやけ、どこまで正しいかわからない。いったい、本当の僕はどんな子供時代を過ごしたのか。連載を通じ、「昔の自分と出会う旅」をしてみたいと思う。
 
=2018/09/28付 西日本新聞朝刊=

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