時代を見つめ 暮らし支える 4月から紙面リニューアル
2018.03.22 04:21 PM
西日本新聞は4月、より読み応えのある紙面を目指し、新しい連載企画や大型コラムなどをスタートさせます。暮らしに密着した生活情報も充実させ、より読みやすく刷新します。新紙面にご期待ください。
●記憶を歩く 平成
天皇陛下の退位が決まり「平成」は来年の4月末で幕を下ろします。九州を主舞台にこれまでの30年間を振り返り、私たちにとって平成とはどういう時代だったのかを考える大型連載「記憶を歩く 平成」を始めます。元年からスタートし、記者たちが時の流れを追いながらリポートしていきます。8日付から毎週日曜の掲載です。
●大型コラムを新設
緊迫化する国際情勢、少子高齢社会が進展する中で拡大する経済格差...。九州の暮らしの行く末も不透明感を増す中、読者のみなさんに多様な視点から批評、提案、話題などを投げかける大型記者コラムを新設します。週の初め、日曜は論説委員の永田健が執筆する「時代ななめ読み」、火曜から土曜までは論説委員や編集委員をはじめベテラン記者が担当する「風向計」をお届けします。
●くらし面 毎日見開き
日々めまぐるしく飛び交うニュースから少し距離を置き、生活の足元を見つめる「くらし」面を毎日、見開きでお届けします。治療しながら働く時代になりつつある国民病、がんの今を探る連載や、右か左か、賛成か反対か‐黒白をつけにくい「もやもや」した日常的なテーマを掘りさげる企画、地方を舞台にした現代作家の小説を題材に作品で描かれた風土や人模様を読み解いていく寄稿連載など、じっくりと味わっていただける新メニューをそろえます。
●もっと九州面を充実
九州各地の読者の、もっと「見たい」「知りたい」「楽しみたい」に応える総合情報発信機能を充実させます。興味深いスポット、イベント、モノ、コトを、記者が体験・体感的にリポートしたり、各地に息づく伝統行事、奇祭、民俗芸能などの魅力をあらためて掘り起こしたりする新コーナーが登場します。
=2018/03/22付 西日本新聞朝刊=