次の連載随筆 「ミサキメグリ」 作家 三崎亜記さん 11月2日から
2015.10.29 05:44 PM
文化面の連載随筆は、ノンフィクションライター最相葉月さんの「おびちゅあり」に続き、11月2日から作家三崎亜記さん=福岡市=の「ミサキメグリ」が始まります。
三崎さんは1970年福岡県久留米市生まれ。熊本大文学部史学科卒。久留米市役所に勤めていた2005年、小説すばる新人賞受賞作「となり町戦争」でデビュー。同作は三島由紀夫賞、直木賞候補となり、映画化もされました。主な著書に「失われた町」「鼓笛隊の襲来」「廃墟建築士」「手のひらの幻獣」など。
連載では「三崎ワールド」とも呼ばれる不思議な創作世界の源がのぞく日常をつづります。挿絵は佐賀県小城市出身の書作家、中島美紀さんが担当します。ご期待ください。
●筆者の言葉
作家生活十年目の執筆をめぐるアレコレ、福岡での日々の暮らしをめぐるイロイロ、近頃の流行(はや)りをめぐるナニナニ、変わりゆく世相をめぐるオヤオヤ、小さな発見をめぐるフムフム......。日常と非日常の境い目をめぐる、ミサキメグリの旅に、しばしご同行ください。旅の歩みがテクテクか、トボトボか、フラフラか、オロオロかはわかりませんが......。
=2015/10/29付 西日本新聞朝刊=