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次の連載随筆 「遊び あれやこれや」 遊戯史研究家 増川宏一さん 12日から 

2014.08.08 03:32 PM

 文化面の連載随筆は、デザイン活動家ナガオカケンメイさんの「気づきのデザイン」に続き、12日から盤上遊戯を中心に国内外の遊びを研究してきた遊戯史研究家、増川宏一さん(84)=兵庫県伊丹市在住=の「遊び あれやこれや」が始まります。

 増川さんは1930年、長崎市生まれ。幼いころ大阪に移り、旧制甲南高を卒業。以降、将棋や囲碁、チェスなど国内外の盤上遊戯史研究に全精力を傾けてきました。国内の研究者でつくる遊戯史学会会長、大英博物館リーディングルームメンバー。主な著書に「日本遊戯史」「賭博の日本史」「盤上遊戯」「将棋の駒はなぜ40枚か」など。長年の将棋史研究を評価され、今年の「大山康晴賞」に選ばれました。

 連載では、長年の研究で明らかになった、さまざまな遊びをめぐる意外な話、不思議な話をつづります。挿絵はデザイン部の佐藤一司が担当します。ご期待ください。

 ●筆者の言葉

 人間の暮らしにとって"遊び"は欠かすことができないのに、系統的に調べられてきませんでした。遊びの歴史から、「へぇー」「そうだったのか」と意外に思うような話を順次述べていきます。少しでも遊びに関心を持っていただき、遊びの大切さや昔の人たちがいかに遊びを工夫してきたかをあらためて知っていただければ幸いです。

=2014/08/08付 西日本新聞朝刊=

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