次の連載随筆 「気づきのデザイン」 デザイナー ナガオカケンメイさん 29日から
2014.05.27 02:55 PM
文化面の連載随筆は、作家山崎ナオコーラさんの「かわいい夫」に続き、29日からデザイナーのナガオカケンメイさんによる「気づきのデザイン」が始まります。
ナガオカさんは1965年、北海道生まれ。日本デザインセンターに勤務後、2000年にデザインとリサイクルを融合した活動「D&DEPARTMENT PROJECT」を始めました。長く愛されるデザインをテーマに、ムーンスター(福岡県久留米市)やカリモク家具(愛知県東浦町)など60年代の廃番商品を復刻する活動を展開。各地の物作りを再評価する取り組みも続け、グッドデザイン賞特別賞(03年)などを受賞しました。福岡市と鹿児島市には交流拠点を兼ねた店舗があります。
連載では、暮らしの中でふと立ち止まって考える「気づき」をテーマに、そこから始まるデザインの発想をつづります。イラストもナガオカさんが描きます。ご期待ください。
●筆者の言葉
日夜パソコンに向かって、デザイナーを12年。物作りの現場を歩き、ロングセラーの生活用品に特化した店を開いて14年。47都道府県に車を走らせ、各地を歩きながら、その地で長く愛されるデザインや工芸を紹介しています。
そんな変わった立ち位置だからこそ気づくことを、いろんな角度から、じっくり書いていきます。
=2014/05/27付 西日本新聞朝刊=