内定者の声
※肩書や内容は2023年10月時点のものです中山 紘一郎
髙橋 達也
恒松 明莉
01 西日本新聞社を知ったきっかけと、入社を決意した理由は?
髙橋
中学時代に地方の大きな陸上大会で良い成績を残して、西日本新聞にインタビューを載せてもらったことがあって。自分はそれを知らなかったんですが、友達から「たっちゃん、西日本新聞に載ってたじゃん」と言われて、初めて西日本新聞を意識しました。それからは親も西日本新聞を購読し始めて、自分が載っていたら学校で「また載ってたけど、見てくれた?」って友達に聞いてました(笑)そんな縁があって、マスコミにも漠然とした憧れを抱いていたし、何より地元の会社だし、ということで入社を決めました。
掲載のご縁から繋がっていたんですね。恒松さんは?
恒松
熊本の玉名に住んでいる祖父が購読していたのが西日本新聞でした。「なんで熊本の新聞じゃないの?」と聞いたら「こっちだったら西日本新聞がいいんだよ」と言っていて、それで西日本新聞を知りました。就職先として強く意識し始めたのは美術展のフライヤーがきっかけです。九州でイベントの企画からできるところに惹かれて、より深く調べたらいろんなこと、楽しそうなことをやっている会社だなと知って、入社を決意しました。
いろんなこと、楽しそうなことというのは?
恒松
イベントに限らず、広告とか新規ビジネスとか他社より多岐にわたって新しいことをやろうとしているな、と。福岡マラソンや福岡市地下鉄七隈線延伸など、読み応えのある広告が多くて、アイデアが詰まっていると感じます。
中山
私は中学時代、近現代史が好きでマスコミのウィキペディアとかをよく見ていました。その中で、西日本新聞は(前身の福岡日日新聞だった)戦前でも反戦主義を貫いているなどの特徴に気付き、こういう歴史ある会社に入ったらすごいだろうな、という憧れを持つようになりました。新聞業界に勤める祖父、父から「(自分が新聞業界に入ることは)難しいよ」と言われたことへの反骨精神もあったし、自分がやりたいことは九州の地位向上だったので、入社を決めました。
02新聞社の業界研究ってどうやった?
髙橋
会社のホームページ(HP)で社長のインタビューを見ていました。社長の発言は会社の方針。「今後は~~していきたい」などの発言があったら、その内容を調べて自分が納得できる形に落とし込んで面接で使っていました。ただ、人事経験がある知人に「(就活は)会社について“一番詳しい人選手権”をするわけではない」と言われていたので、調べすぎないことも意識していました。
恒松
知りすぎると、無意識に寄せていっちゃうかもね。
髙橋
そう。寄せていってしまって、「本当の自分じゃないことがバレる」と思って。素で行って「合わない」と思われれば仕方ないという気持ちで臨んでいました。
中山
髙橋くんと一緒で、社長のインタビューを重要視していました。柴田社長が「失敗を恐れずチャレンジしてほしい」といったような発言をされているのを見て、面接で言おうって思っていました。
恒松
私は本を読んでいました。就活用じゃないメディア研究の本(「2050年のメディア」)など。あとは、新聞社に勤めている先輩に話を聞いたり、新聞社のインターンシップに行けるだけ行って、いろんな角度から新聞社のことを教えてもらったりしていました。
03 西日本新聞社って正直どんなイメージ?
髙橋
いい意味で失敗できる会社というイメージ。緊張感がないのとは別で、失敗しても次につなげたらいいという懐の広さを会社全体で持っているように感じます。
恒松
最初、会社のことを調べると「体育会系で厳しいところ」と出てきたんです。でも、いざ来てみたら上下関係がかっちりしているというよりは「みんなで一緒に達成できたらいいよね」という温かい感じで、180度印象が変わりました。楽しそうなことにまっすぐな人たちという印象を持ちました。
中山
マスコミは殺伐としていて怒鳴り声が聞こえているイメージがあったんですが、実際来てみるとアットホームだと感じました。
04面接でうまくいかなかった時に行っていた対処法は?
髙橋
質問内容、実際に言った内容、理想の回答を書き出していました。実際に言った内容を言ってしまった理由も、10個は書き出していました。ただ落ち込むより、要点をまとめられて良かったと思います。
中山
私はとことん落ち込んでいました。面接で落ちまくっていた中で、西日本新聞社の最終面接に進めるということが分かってから「これは逃しちゃいけない!」と、自分で考えた100問100答をやり始めました。キャリアセンターに持って行って、ちゃんと回答できるか確認を手伝ってもらっていました。
恒松
私も2人と似たようなことをやっていました。面接でされた質問と自分の回答を書いて、併せてその回答のどこが問題だったのかまで自分で考えていました。それらをキャリアセンターの方に伝えて、客観的なアドバイスをもらって次の面接に生かしていました。人に話すと落ち着くので、オススメです。
05 就活中、どうやって息抜きしていた?
恒松
研究室の友達とただひたすらお喋りしていました。就活仲間が3人いて、誰かが「つらい」ってLINE送ってきたら、みんなでサーティーワンを食べるという決まりを作っていました。
髙橋
服屋に行くかレコードを聴いて何も考えないようにしていました。あとは友達と慰め合う会を開いていましたね。「お前を落とすなんて会社も見る目ねーな」などと言い合って傷のなめ合いをする会です(笑)
中山
私は原因を解決しない方がストレスになるので、面接の対策を考えている方が、気が紛れていました。面接のイメトレをやって、うまく答えられるとテンション上がっていましたね。
06 新聞社の営業職を目指す就活生の皆さんにメッセージを!
恒松
新聞社って記者の情報はたくさんあるんですが、就活生にとってビジネス系の情報って少ないなーと皆さん感じるのではないかと思います。インターンシップや説明会に行って人から話を聞くことが1番の情報源になりますよ!
髙橋
面接で全ての質問に100点満点で答えないといけない、と最初は思っていました。でも途中から、自分が自信のあるテーマについて100点で答えられたら、他の質問は60~70点ぐらいでもいい、という考えに変わりました。面接中に落ち込んで次の質問に影響するよりは、切り替えが大事です。
中山
地方の新聞社は、新聞社の売り上げをそのまま地域に還元できるところが魅力だと思っています。地域に貢献したいという気持ちがある人には、ぜひ新聞社を目指してほしいなと思います。