内定者の声
※肩書や内容は2024年10月時点のものです堀ノ内 佑香
井上 智深
藏迫 大貴
本多 美乃理
01 西日本新聞社の営業職を目指したきっかけと入社を決意した理由について教えてください。
藏迫
中学校の職場体験で来たり、知り合いの人が働いていたり、西日本新聞社と縁があったことがきっかけ。ただ興味があるとはいえ、活字離れが進む今、新聞業界に入社するのはどうなのだろうかと考えていた時、大学内で開かれた企業説明会に参加して、唐泊ビレッジをはじめとする新規ビジネスの開拓、地域貢献、街づくり、デジタル戦略など、幅広い取り組みを行う姿勢に共感を持てたことが大きいですね。いろいろ参加していく中で、西日本新聞社が第1志望になっていったので、エントリーも3社のみ、内々定の連絡をもらったタイミングで入社を決意しました。
井上
全国紙の選挙の短期アルバイトにゼミで参加したことが新聞社に興味を持ったきっかけ。就職は九州で考えていたこともあって、西日本新聞社の冬のインターンシップに参加しました。ビジネス職の社員の方が、忙しそうなんですけど楽しそうに仕事している姿を見て、すごくいいなと思って。それから、藏迫さんと似ているのですが、これまで企業説明会や仕事体験に参加した際に、新しいことに積極的に取り組んでいるという話を先輩社員の方から聞いて、今までずっとやってきたことをただやり続けるのではなく、自分達で新しいこと生み出していくという社風に惹かれました。
堀ノ内
実家で新聞を購読していたので身近な存在ではありましたが、仕事として考えたときに記者のイメージが強かったんです。就活をはじめる時に、「地域貢献」「まちづくり」といったところに興味があったものの、新聞社と最初は結びついていなくて。幅広く業界研究をしていく中で、実は新聞社にもビジネス職があって、大名ガーデンシティの立ち上げをはじめとするまちづくりに携わっていることを後から知って、いいなと思うようになりましたね。展覧会のチラシに主催として西日本新聞社が載っていて、「ここにも関わってたんだ!」と思い、幅広い仕事に興味が湧きました。
本多
私はもともと、イベントの運営に興味を持って調べていた時、参加した企業合同説明会で西日本新聞社がイベントの運営はもちろん、新規事業など幅広い業種があることを知りました。社員がやりたいことに挑戦しやすい会社なのかなと思ったことがきっかけです。あと、西日本新聞社の面接がすごく印象的で。本題に行く前に、私の趣味について興味を持って聞いてくれた雰囲気が、とてもフレンドリーだったんです。エントリーシートを隅々まで読み込んでくれていることが嬉しかったですし、本題の面接も真摯に対応してくださったので、すごくご縁を感じました。
堀ノ内
わかります!わたしも面接の印象が良くて、すごく楽しく喋れたんです。緊張はもちろんしていたんですが、楽しく喋りつつも、内面を多角的に掘り下げてくれました。自分のことをよくわかってもらえた上で内定もらえたことが安心感につながり、入社の決め手になりました。
本多
他の企業と悩んだ中での決め手は、「長く働くとしたら、 いろんな仕事を経験してキャリアアップできるのが多分ここかな」と思えたこと。興味の幅が広く、いろんな仕事をしてみたいので、自分のアイデアを生かしてキャリアアップできるところがいいなと思っていて、西日本新聞社なら実現できそうと思いました。
02新聞社の業界研究ってどうやった?
本多
マスコミ志望の人が多い学科なので、過去の授業資料を見たり、新聞業界研究の本を読んだりしました。先輩からお薦めされた「2050年のメディア」には現状を踏まえたこれからのメディアのあり方が書いてありました。現状をもっと詳しく知りたいと思って、西日本新聞社社長の業界インタビュー記事などを読んで、今のマスコミとかメディアの抱える課題を把握していました。実家は他紙を購読していたので、西日本新聞社の採用試験を受けるってなった時に、「西日本新聞me」を 見なきゃ!と思って契約して、他紙のデジタル媒体と比較して、その違いを勉強しました。
藏迫
知り合いの人が働いているので、アポイント取って、リアルな業界や仕事の話を聞かせてもらいました。実は最初、父に「新聞社に入りたい」って言ったら、 「え。」って渋めの反応をされてしまったんです。「志すのはいいけど、なんで今、西日本新聞社がいいと思ったのか、ちゃんと分かるように説明しろ」って言われて。
一同:すごい・・・採用試験の前にお父さんの関門があったんだね。で、どうしたの?
藏迫
どちらにしても採用試験を受けるなら、知識があった方がいいとも思ったので、時間をもらい、知らない社員の方に会うなどして資料を作り、プレゼンしました。最終的に父の説得に成功、関門を突破できました。
井上
実家が西日本新聞を取っていました。企業説明会に参加した際、「西日本新聞me」を家族IDで無料購読できることを知ってから、即座にアプリをインストールしました。それからずっと、日課としてニュースに触れていましたね。デジタルに力を入れてやっていることがとても興味深かったです。
堀ノ内
私は、採用情報サイトや企業ホームページをよく見るようにしていました。 もともと街づくりに興味があって、インフラなど幅広く業界も見ていたので、Twitter(現X)などSNSなども駆使して情報収集し、総合的に情報を集めるように心掛けていましたね。
03 時事対策どうしていた?
藏迫
バイクに乗る時、ヘルメットにヘッドセットがついているので、ラジオでニュースを流していましたね。特に会社とか放送局とかは気にせず、とりあえず 流れてくるニュースを耳で聴きながら走って、常に何かしらのニュースに触れているような状況に自分をおいていました。暇な時間を見つけては、最低限のニュースを頭に入れるようにしていました。
堀ノ内
ネットニュースを見たり、朝の準備をしながらテレビを見たりして、生活の中で、自然とニュースに触れていました。採用面接の練習をキャリアセンターでした時に、「今こういうニュースがあるよね」といった意見交換をして。自分が深く知らないニュースがあれば詳しく調べるなどしていました。実家に帰った時は、購読紙を読むことで地元のニュースなどの情報収集をしていましたね。
井上
西日本新聞meはもちろん、YouTubeでもニュースを見ていました。西日本新聞社の最終面接で聞かれたのがガザ地区についてだったのですが、もともと歴史、とくに世界史が好きだったので、世界で起こっているニュースに興味・関心を持って触れていたことが、とても役に立ちましたね。
本多
それこそ私はずっと、西日本新聞meと他紙とかを見て地域の情報ばっかりを集めていて。最終面接でまさか国際問題について聞かれるとは思っていなくて、意表を突かれました。正直に「自分なりの意見でいいですか」と前置きした上で、少し考えてから答えましたが、やっぱり地方のニュースだけじゃなくて、世界のニュースにもきちんと目を向けて、当事者意識を持っておくべきだったなと感じましたね。
04みんなの「ガクチカ」聞かせてください。
堀ノ内
サークルの話をずっとしていました。3年生の時にサークルの部長を1年間務めたんです。人数が多いサークルだったので、サークルをまとめるためには、まずは幹部をまとめないといけなくて。そもそも幹部の仕事量の多さが課題でした。解決のために、幹部の話し合いの際に意見を聞いては、仕事量に偏りがないよう仕事を割り振って、LINEや対面で各自の進捗状況を把握するようにしたんです。課題解決のために動くリーダーの難しさを痛感したんですが、この経験を通して周囲との密なコミュニケーションが円滑性を高めることを学びましたね。
本多
学園祭実行委員会で責任者として企画立案をしたこと、学童でのアルバイト経験を2本立てで話していました。大学の学園祭実行委員会に所属して、お笑いライブの企画立案と運営を任されたんです。4年ぶりの企画開催のために引き継ぎも無くて大変でした。予算や芸人対応に追われながらも同じ班員と協力して企画立案から始まり、集客のための宣伝にも力を入れました。実行委員達の現場進行まで、駆け足で突っ走ったのですが、想定以上の集客に繋げることができたんです。この経験から責任者としての臨機応変さと判断力を磨くことが出来ましたし、チームで1つのものを作る面白さと人に頼ることの大切さも学びましたね。
井上
大学生時代のゼミ長の話とアパレルのアルバイトの話をしてましたね。ゼミでゼミ長を務め、後輩を集めようとゼミの勧誘をするものの、後輩が全然集まらなくて困ったことがあったんです。口頭での説明のみでは内容を充分に伝えられていないという課題に直面して。そこで、パワーポイントを作成して視覚的要素を取り入れることで、短い時間でも印象を与えようと考えました。一方的に話すのではなくて、コミュニケーションをとるよう改善したことで、最終的に13名の勧誘に成功!相手の立場に立って考えて最善を尽くすことが結果につながることを実感した経験となりました。
藏迫
学生団体の委員会で、学内イベントの運営に携わったことと、大学での献血推進活動ですね。献血推進活動では日本赤十字社と連携をとりながら、年3回学内で行われる献血の準備・運営を行ってきたんです。この活動の中で、多くの方に献血へ協力してもらうためにはどのような改善をするべきかを自発的に考えて、献血の実施時間の変更や、他大学との合同で働きかけを行ったり、SNSでの情報宣伝を強化する取り組みを施したりしました。結果的に献血者数は増加しましたし、私自身は課題解決能力を身に着けることができた貴重な経験です。
05 入社後にやってみたい仕事や企画は?
井上
デジタルの部分にすごく興味があるので、西日本新聞meが、これからますます多くの方に使ってもらえる身近なメディアになれるよう、デジタルの更なる開発に関わってみたいですね。
藏迫
学生団体の委員会で学内イベントの運営などを行っていたこともあり、イベント系にも興味があります。インターンに参加した際に、メディアビジネス部の社員さんの話で、広告代理店を挟まず、直接顧客とやり取りする営業の形もあると聞きました。大変そうだけど、面白そうだなと思って。今は、広告営業の仕事をやってみたいなと思っています。
本多
私はやりたい仕事、興味の幅が広いんです。イベントに関わりたいっていうことがきっかけで入社を志したんですけど、それこそメディアビジネス部で働く社員さんのお話を聞いていたら、広告が掲載されるまでの経緯の中で、予想以上に打ち合わせが多いことを知って広告営業の仕事にも興味が湧いて楽しそうだなと思いましたし、新規事業、新しいところで収益を得るっていうところにも挑戦してみたいなって思いました。
堀ノ内
紙面やデジタル版などいろいろな幅があるので、もともとは広告営業をやってみたいと思っていました。ただ、自分がお客さんとして行ったイベント、例えば「エルマーの冒険展」や「クラフト餃子フェス」にも、実は西日本新聞社が主催に関わっていることを後から知って、運営側、主催側に立てたら楽しそうだなと思うようになりました。あとは不動産業や街づくりに関わることにも興味を持っているので、まずはとにかく、いろいろと挑戦してみたいです。
06 新聞社の営業職を目指す就活生の皆さんにメッセージを!
藏迫
誘われた時に、 悪いこと以外ならなんでもしておくといいんじゃないかなと思います。興味がないなと思ったことでも、 誘われたから行くかって参加したら、思ったよりも楽しくて、新しい繋がりできたり、単純に経験値が増えたりします。そういった勉強以外のことで得られる経験っていうのも大事にしておくと、入社後の人との関わりもしやすくなるんじゃないかなと思います。
井上
基本的なことにはなりますが、授業を真面目にちゃんと受けて、学ぶことが大切かなって思います。蓋を開けてみると就活で役立つことって結構多かったんですよね。全てを真剣にやるっていうのは、なかなか難しいと思うんですけど、得意な科目だけでも、何か少しだけでもいいから、学生のうちに知識を蓄えておくってことが大事かなと思います。
本多
就活全般を通して視野を広く持つことが大事だと思います。自分のやりたいことが既に決まっている人もいると思いますが、それを実現できる企業は1つだけではありません。私自身も視野を広く持っていろいろな企業に目を向けたことで、西日本新聞社を志すきっかけを得ました。まずは視野を広く持って、いろんな企業を見てもらいたいです。その中で新聞社の営業職を目指す上では、今新聞が置かれている状況、今後どうやって解決していくべきなのか、自分の思うメディアのあり方、そういったことを話せるくらいの情報を集めておいた方がいいですね。そして最後は、熱意。自信を持って、熱意をアピールしてくれたらいいのかなと思います。
一同:おぉ~(思わず、拍手が起きる)
堀ノ内
全部言われて言うことなくなっちゃった(笑)!
他の人に頼ることを大事にしてほしいですね。サークルの友達は大学院に進学する理系の人が多く、公務員を志す人もいたので、あまり周りに就活をする友達がいなくて、就活時期は正直きつかったんです。ただ、数少ない同志の中に就活エージェントで長期インターンをしている友達がいたので、その人に頼って話を聞いてもらったり、 就活全然知らない友達に就活の苦労話を聞いてもらったりしていました。就活は長くて、しんどくなることもあるから、1人で抱え込むんじゃなくて、 うまく周りに頼っていくのがいいと思います。「今の時期は勉強、今はサークル、今は就活にそろそろ力入れなきゃ」とか。自分で上手くバランスを取りながら、細く長く頑張ってください。
ありがとうございました。