内定者の声
※肩書や内容は2025年10月時点のものです
茶谷 百華
今村 葵子
小松 姫奈
岩本 彩
01 西日本新聞社の営業職を目指したきっかけと、入社を決意した理由は?
今村
私は美術や音楽などの文化が好きで、それと地方創生を組み合わせる仕事がしたいとずっと考えていました。新聞社は新聞を出すだけだと思っていたが、実は地方創生のためにすごく熱心に動いていることを知って。その中でも西日本新聞社はTEAM ZERO FUKUOKAのような地域をより良くするための活動を私が見た地方紙の中では1番熱心に取り組んでいるように感じた。あと、高校1年生の時に玉竜旗大会に出場した。それがすごく楽しくて思い出に残っていて。高校生の夢になる大会にも携わることができる。老若男女問わず、いろんな人たちのためになる仕事が幅広くできるのではと思って受けることにしました。
入社を決意した理由は、地域のために仕事ができることと、面接官の方がすごく笑顔で話を聞いてくれたことが嬉しくて。あと、インターンの時に河北さん(採用担当者)が「若手のうちから企画を採用してもらえた」と言っていて、この会社だったら早いうちから自分がやりたいことに挑戦させてもらえるかもと思えたので、入社を決めました。
小松
メディア関係のゼミで社会問題について学んだり、記者の方のお話を聞いたりする中でより興味が湧きました。西日本新聞社に興味を持ったのは、ゼミの先輩に西日本新聞社の方がいたから。説明会にも積極的に参加しました。そこで地元の方々に寄り添った活動をしているところに惹かれてもっと知りたいなと思うように。
最初は記者もいいなと思っていました。伝える仕事も魅力的だけど、課題解決に繋がるような新聞社ならではの事業を行っている営業職に新たな可能性や魅力を感じて。印象的だったのが、唐泊ヴィレッジ。糸島方面の耕作放棄地を活用してキャンプ場を作ったとのこと。福岡の都会だけではなく自然の魅力を知る機会を提供できるところに地域創生の魅力を感じました。自分で地域活性化や課題解決の手助けになるようなことをしたく、営業職を目指しました。
入社を決意した理由は説明会を通して多くの社員の方とお会いして、すごく魅力を感じたから。一言で言うと、「優しい」。こういう方々と一緒に仕事がしたいと思いました。
茶谷
3年生になって入ったゼミでジャーナリストの方のお話を聞く機会が多く、マスコミって面白いなと思い始めました。紙面を開いたら自分が知らなかった知識を得ることができるところが新聞っていいな、面白いなと思って、ゼミに西日本新聞社に入社した先輩がいたので話を聞いた。他の会社も見ていたけど、Podcastや地域に根差したビジネスなど、1番ビジネス面で発展していると思って西日本新聞社の営業職をめざしました。
入社を決意した理由は、仕事体験や最終面接まで行く中で、出会った人全員がすごく良い方で、あったかいなって思ったこと。関西に住んでいて福岡に行くことに正直不安もあったけど、この方々だったら温かく迎え入れてくれるんじゃないかなと思えたので、入社を決めました。
岩本
就活を始めた時に新聞社にどうしても行きたくて。学生時代に小論文や感想文を褒めてもらうことが多く、自分の言葉を使って誰かに伝える、役に立てる仕事に就きたいなと思っていました。ただ、そこで初めて記者と営業に分かれてることを知ったんです(笑)どっちに行こうか考えた時に、自分が商業高校出身でパソコンの検定とかをたくさん持っているから、営業職の方が向いてるんじゃないかと思って営業職を選びました。
私は西日本新聞社のインターンに行っていなくて、社内のことをよく知らなかったので、グループ会社である西日本新聞メディアラボのアルバイトに応募しました。実際に今新聞社の方とも一緒に働いているんですけど、皆さん温かくて。ほかの新聞社のインターンとかにも行ったんですけど、どこよりも聞いた時に聞いたこと以上に教えてくれたり、いつも気にかけてくれたりする。もし自分が入社して不安なことがあっても、安心して働けると思ったので、決めさせていただきました。
02新聞社の業界研究ってどうやった?
小松
各社のホームページを見て、どんな事業をしているのか見ていた。全国紙は比較的、不動産関係やキャラクターを活用したものが多く、収益確保に重きを置いている印象に見えました。一方で西日本新聞社は地域活性化の色合いが強く出ていて。紙面でも同じことが言えると思います。同じニュースだとしても、紙面のどこに配置しているかに注目して企業研究をしていました。
今村
マスコミの知識が全くなかったので、とりあえず自分が気になるメディア、新聞社のホームページで社長の挨拶のページを見ていました。トップの意見が会社には根付いていると思ったので。
その中で、地方の新聞社は地域をより良くしよう、人々のために動こうといったことが書いてあって、記事や事業も地域密着のものが多いと感じました。そこで全国紙から地方紙にシフトしていきました。ちょっとずつ絞っていく感じで業界研究をしていました。
岩本
私も今村さんと一緒であまり業界研究ができていなかった。まずは全国紙と地方紙の説明会やインターンに参加して、どちらが自分に向いているかを確かめに行った。そこで地域に根付いている方がいいと思ったので、地方紙の研究を進めていきました。メディアラボでのアルバイトを始めてからは、西スポOTTOなどを扱う業務をやっているので、実際の新聞社の業務内容に触れながら業界研究をやっていました。
茶谷
就活サイトを見たり、ホームページの社長のメッセージや内定者のページを見たり、ゼミの先生や先輩に話を聞いたりしていました。あとは、新聞を見ることもやっていました。全国紙は大学のデータベースで見て、西日本新聞は関西にはないので西日本新聞meを見て、社説を見比べて、それで各社の傾向を掴むっていうのをやっていました。
03 時事対策どうしていた?
小松
シンプルに新聞を読んでいました。あとは全国紙が出している時事対策本をやっていました。ゼミの先輩から「自分の意見は必ず持つように」というアドバイスを受けていたので、対策本も解くだけではなく、解く度に自分の意見を考えるようにしていました。
茶谷
私も新聞を見ることと、朝は絶対にテレビのニュースを見るということはやっていました。ただ、地方紙だとそれぞれの地域の話題があるので、地名で調べて勉強していました。あとは、ニュース検定を受けました。ニュース検定で自分の時事問題に関するレベルも分かるし、受かればESにも書けるし、そういう面でもニュース検定を取っとくのはいいかなと思います。
今村
高校生の時に新聞を読む習慣があった。部活の副顧問の先生が進路の担当で、毎日新聞の切り抜きを渡されて、これについて思ったことを書いてきなさいというのをずっとやっていたので、感想を言語化するクセがついていた。あと、私は実家だったので家族でニュースを見ながら意見を交わして、そこで自分と違う意見に触れていました。家族や友達と話してみたら、1つのニュースでもいろんな意見があることを知れる。面接は喋らないといけないので、ニュースを見るだけじゃなく意見交換をすることも大事だと思います。
小松
私も夜ご飯食べながら両親とテレビのニュースについて話していた。インプットだけじゃ忘れてしまう。アウトプットもすることで自分の意見も深まるし、覚えられるし有効的だと思う。
岩本
私はみんなみたいにちゃんとやってない。基本的にテレビでニュースを見る習慣がなくて。tiktokで就活生向けの重大ニュースの切り抜きを見て、気になるものは深掘りしていました。あと、経済学部なので経済問題に詳しい友達に聞いたり話したりしていました。1人で考えると考えが固まってしまうので。あとは福岡で就職をしたかったので、福岡のニュースはmeを見ていました。
04みんなの「ガクチカ」聞かせてください。
今村
私は本当に勉強かバイトかライブに行くしかしていなかったので、勉強する時にどういうことに気を付けていたか話していました。課題が出されたらできるだけ早く取り掛かる。ペース配分を決めて、計画をちゃんと遂行する。うまくいかない時は改善策を考える、というのを習慣にしていた。そのエピソードで計画性と継続性と実行力が証明されるかな、と。
あと、これはガクチカではないんですけど、本当に本とか音楽とかがめちゃくちゃ好きで。自分が触れたものについて言葉で残すというのをずっとやっていました。たとえば本を読んで、その感想をだらだらでいいので書く!そうすると結構面接で喋れるんですよ。読んで「よかった」で終わらせないで、1回書いてアウトプットしてるから面接とかで「本が好きって書いてありますけどどういう本を読みましたか。どういう風に思いましたか」って聞かれた時にすぐ出せる。そういう言語化能力ってすごく大事だと思うので、やってみるのもいいかもしれない。
茶谷
準硬式野球部で主務という練習試合や合宿の手配をする仕事をしていたので、リーダーシップ力をアピールしていた。あとは、1人旅であえて携帯電話を使わずに地元の人に聞いたおすすめのスポットに行ってドミトリーに泊まるっていうのをやっていた話をして、積極性だったり好奇心旺盛さを出していました。あと、趣味の欄に「ガチャガチャ飯生活」っていうのを書いていて。ガチャガチャを回して、出たものと同じものを食べるっていうのを毎週やっていたんですけど、西日本新聞社ではこれについてすごく聞かれました(笑)ちょっと変わったことをやってるとすごく興味を持ってもらえる。ちょっと違うこと、変わったことをやってみるのもいいかもしれない。
小松
私は授業で見たドキュメンタリーの映画にすごい感動して。運が良いことにゼミの先生が映画館のディレクターをしていたので、その映画を上映していろんな人に広めたいと提案しました。そこでどう集客したかをガクチカで話しました。施策や結果を話していたんですけど、意外と面接官の方に突っ込まれたのは「どうしてそれをしたのか」という背景の部分でした。最初に映画を観た時はただ感動したで終わっていたんですが、何故感動したのかを深掘りした時に自分が学んでいた水俣病のことと、そのドキュメンタリー映画の内容が経済発展や華やかな部分の裏には闇があるという点で似ていることに気付いて。今村さんが言ったように言語化がすごく大事なので、何故そう思ったのか考えることはおすすめです。
岩本
私のガクチカは地域活性化活動でした。高校にボランティアの募集がかかることが多くて。最初は内申点のために行ってたんですけど(笑)面白いし、ボランティアを通じてコミュニケーション力を養うこともできたので、続けていきたいと思って大学のサークルも地域活性化まちづくりサークルに入りました。それが、山口市役所の方と一緒に地域活性化をしようというサークルでした。2年生の頃に代表をやってみたんですけど、どうしても人前に立って話すこととアドリブが苦手で。それを克服するために山口市の観光アンバサダーにも応募して、県外に泊まりで行って山口市をPRする活動をやって、そこでアドリブ力や人前で話すこととかおじいちゃんおばあちゃんと会話する力を身につけていきました。
05 入社後に取り組みたい仕事やプロジェクトは?
小松
西日本新聞meをどんどん新しくして、どんどん九州の人が使いやすくする!です。
もっと言えば、福岡・九州に旅行に来る方々もその時だけでも使ってもらいたい。meには記事だけじゃなくてさまざまなコンテンツがある。SNSでも知らない情報がたくさんあって、九州の人だけで留めるのもったいないなって。
私はどこの部署に配属されても頑張るんですけど、経験積んでからでもいいので、西日本新聞meを広める仕事を絶対定年退職するまでにはしたいです!
今村
私は玉竜旗になにかしら関わりたい。玉竜旗ってオープン戦なんですね。私も全然強い高校じゃなかったんですけど出ることができて。夢がある仕事だなって思う。そんな感じで、中高生とか若い世代に届くようなイベントとか企画がしたい。
茶谷
私はファンファン福岡に携わりたいです。地下鉄の駅で手に取ったファンファンに掲載されていたカフェに行ったんですけど、そこが美味しくて。ファンファン自体をもっと広めたいし、ファンファンのグルメイベントをやりたい。あとは、メディアラボさんと協力していろんな媒体を使って発信してみたいです。
岩本
唐泊ヴィレッジに携わりたいです。大学時代、まちづくりサークルで古民家の改修や再利用をしたことがあるので、その知識を生かせるかな、と。あとはやっぱり、西スポOTTOのアルバイトをしているので、携われるといいな。
06 社会人になったら楽しみなことは?
茶谷
福岡のごはんがすごい楽しみ。ラーメン巡りやもつ鍋。皆と回りたい!
一同:行こう行こうー!!
岩本
お金をためて旅行に行きたい。いろんな県や国に行って、いろんな経験をして仕事にも生かしたい。
小松
いろんな業界の人の話を聞いて、知識を得て、それがビジネスに活用できたらいいな。あとは、自分の考えた企画を実現させてみたいです!
今村
今回の就職で初めて鹿児島を出るので、一人暮らしが楽しみです!福岡はすごくディープで面白い町。積極的にいろんなとこ行って、いろんな人と関わりを持って、いろんな文化に触れたい。仕事に繋げられるような人脈づくりが楽しみ。
06 新聞社の営業職を目指す就活生の皆さんにメッセージを!
茶谷
就活は大変で悩むししんどいと思うけど、私は推しのコンサートに行ったり面接の後に甘いものを食べたり、自分らしい方法でリフレッシュしながらやっていました。あまりいっぱいいっぱいにならずに、一生懸命やったらいいと思います。応援しています!
小松
私はすごく思い詰めるタイプで苦しい思いをしました。何でこんなにできないんだろう、自分ってなんだろうって自己分析に苦戦して、哲学の領域までいった(笑)でも、そんな就活を乗り越えられたのは大学の先輩や両親に支えられたからだと思っています。苦しかったら声に出して相談することも大事。解決の糸口になったり、心が軽くなったりする。相談できる相手を作って自分らしく頑張ってほしい。就活は団体戦と思って、仲間と一生懸命頑張ってください!
今村
正直運(笑)どうとでもなるので、そんなに気負い過ぎずとりあえずやってみることが大事だと思います。私はいろんな会社を受けたけど、新聞社や広告会社って個性あってなんぼなところが多いと感じた。一人で行動したりライブに行ったりすることを周りから「変わってる」「一人で寂しくないの」と言われることが嫌だった。でも、就活を通して、自分にしかない楽しみ方や自分にしかないものは評価されるものだと分かった。変に偽って堅くなるよりは、自分の持っているものをいかにゴリ押しできるかだと思います。あんまりしょい込みすぎずに!
岩本
小松さんが言った「就活は団体戦」というの、すごく分かります。受験は一人でやることが多いけど、就活は話すことが大事。友達とごはんに行って吐き出してました。そうすることでリフレッシュもできるし、考えもまとまってくるし、言葉が出てくるようになる。自信を持って!がんばってください!

