西日本新聞社RECRUITMENT2019 西日本新聞社RECRUITMENT2019

社内の「困った」を解決し
地域ジャーナリズムを支える

情報システム部 平出 美紗子

2017年入社

※所属部署は取材当時のものです。

01現在どんな仕事をしていますか?

 社内で使用しているPC、プリンター、各種ネットワークやアプリケーションなど、機材全般についての「困った」に対応する「ヘルプデスク」の業務に就いています。また社内で稼働しているサーバーの運用や保守も行っています。

 ほぼ毎日、新聞を発行するのが新聞社。「困った」への対応は一刻を争う場合があります。そんな時間帯の問い合わせには、緊張してドキドキしています。

 また、2019年に社内のシステムが大きく変わるので、情報システム部と業務システム部、技術局総出で対応しています。

02一番面白かった仕事、経験は?

 毎日の作業を自動化するためのツールを作り、それが自分の思った通りに動いたときです。

 学生時代は文系だったので、まず技術局配属後の研修で「ITパスポート」(国家資格)を取得。その上で、先輩方から社内で稼働するシステムの構造を教えてもらい、知識を増やしていきました。入社2年目の春、実際に作業に取り掛かりました。「作る」と言っても、すでにあるものに変更を加えるだけでしたが一苦労でした。エラーを出さずに最後まで動くようになるまでに時間がかかりました。

 また、ツールを使ってできたものは紙面に掲載されるものだったので、変更を加えてから最初に動かすという日には、ソワソワして落ち着かなかったのを覚えています。

 私が所属している情報システム部では他にも、紙面製作を滞りなく進めるための業務や社内の通信ネットワークに関する業務などがあります。さらに技術局の業務システム部は、会計、人事など業務管理系システムを整備する立場なので、技術局全体で「社内インフラ」を作っています。また、新聞紙面を印刷する製作センターも、重要な職場の一つです。「知らない」「分からない」を一つずつ潰していって、独り立ちできるようにしたいです。

03入社してからの最大の試練や失敗は?
それをどう乗り越えましたか?

 ヘルプデスク業務です。まだまだ修行中です。

 社員の方からの問い合わせ内容は様々で、主に電話で受け答えをしています。まず、「何に困っているのか」と「その原因」を突き止めなければいけません。面と向かっていれば簡単に伝えられる作業手順でも、口頭では難しいものです。

 差し迫った時間に連絡を受け、焦っているとなおのこと苦労します。

 問い合わせ内容の確認に手間取っていると、「分かる人に代わって」と言われることもあります。対応した問い合わせは記録として全て残るので、後で見て確認します。「このことを言ってたのか」と納得することもありますが、疑問点があれば先輩たちに追加で質問することもあります。

 受け答えが上手な人がいるので参考にしていますし、先輩方の知恵を借り、過去の実績を参考にしながら問い合わせに対応しています。即座に対応できる問い合わせは増えましたが、乗り越えるにはまだまだ長い道のりで、反省の日々です。

ある日のスケジュール

7:30
起床。出勤に向けて身支度。バス出勤することもあれば、気候が良ければ20分ほど歩いて出勤します。
10:00
業務開始。部内の朝のミーティングで引き継ぎを行います。もう使われる頻度が減った無線機器の動作テストも。
10:30
ヘルプデスクで問い合わせ対応。
基本的に電話で問い合わせを受けますが、本社なら現場(各職場)へ見にいくこともあります。
14:00
遅めのお昼ご飯。近くでパンを買ったり、お弁当を買ったりします。
15:00
メーカー(ベンダー)との定例会
月に1回の定例会で、障害対応の進捗報告を受けたりします。
16:30
部会
これも月に1回、部員全員参加で行います。それぞれがその月に行った仕事、広報しておきたいことなどを報告。部全体で審議したいことがあればここで議題に取り上げます。
18:00
部会終了
特にその日のうちに終わらせなければいけない仕事がなければ帰宅します。

休日の過ごし方

 映画を見たり、ゲームをしたりして、気ままに過ごしています。気になるイベントや企画展示があれば、それを見に行ったりもします。たとえば18年12月には北九州市漫画ミュージアムの企画展示を見に行きました。

 昨年はヤフオクドームに野球観戦に行く日も多かったです。とはいえまだまだ観戦の初心者。野球好きな友人にそばで解説してもらいながら観戦しています。シーズンの後半になるにつれて増す、ドームの一体感がとても好きです。

 18年の観戦結果は全勝です!19年の活躍も期待しています!

 私の所属する情報システム部はシフト勤務です。もちろん土日に休みを取ることもできますし、土日より比較的空いている平日に遊びに行けるのも良いな、と思います。

西日本新聞社って
こんなところ

 記者の方々は情に厚く、それぞれに思いを持って記事を書いていると感じます。本当に大変な時もあるでしょうが、振り返って話す姿はどこか楽しそうです。

 はじめは、「自分が気になったことを調べることが仕事になるなんて楽しいだろうな」と、記者部門に興味を持ちました。しかし、就職活動の中で記者の方々が話している姿を見て、「この人たちを支えられる人間になりたい」と思うようになりました。技術局では転勤はありませんが、記者の同期たちは本社から異動で離れていっています。同期みんなや先輩方が、安心して帰ってこれる場所、困ったときに力になれる人になりたいです。

「 新聞記者、新聞社社員を、支えられる人間になりたい 」

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