西日本政経懇話会

大牟田第551回 香港デモ 肺炎後再燃も 立教大の倉田教授講演 

西日本政経懇話会2月例会「大牟田」が5日、大牟田市のホ倉田 大牟田.jpgテルニューガイアであり、立教大法学部教授の倉田徹氏が「香港民主化デモと東アジアの行方」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
 「逃亡犯条例」改正案に端を発した昨年の香港デモは、民主派だけでなく保守層も含め「自由への脅威」と認識され、100万人以上に膨れ上がった。合法的な巨大デモと、主催者不明の過激デモの2種類あり、相互批判せず大同団結しているのが特徴。民主派は2014年の「雨傘運動」時の分裂を教訓にしており、収束を狙う香港政府が手を焼く一因になっている。
 民主派は事態沈静化後の大量逮捕を恐れており、世界へのアピールのためにもデモをやめられない事情がある。対立は膠着(こうちゃく)しているが沈静化していない。「新型肺炎」の危機が去った後に肺炎対策への不満で市民の怒りが爆発する恐れがある。今年9月の立法会議員選で混迷が深まり、世界の政治経済に影響が出る可能性もある。 (吉田賢治)

2020年(令和2年)02月06日(木)

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