西日本政経懇話会

大牟田第548回「再エネ 主力電源化を」 松本・東大客員准教授が講演

西日本政経懇話会11月例会「大牟田」が19日、大牟田市の松本 大牟田.jpgホテルニューガイアであり、東大客員准教授の松本真由美氏が「地球環境問題と日本のエネルギー情勢を考える」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。
 エネルギー資源に乏しい日本では「安定供給」、「経済効率性」、地球温暖化対策などの「環境適合」のバランスが重要。再生エネルギー(再エネ)の主力電源化も目指す必要がある。
 「脱炭素」に動いている世界ではパリ協定発効前後から、金融機関が地球温暖化対策に貢献する企業への積極投資を行っている。日本のグローバル企業も、温室効果ガスを削減するロードマップを作っている。世界では、そうした情報を開示しないと企業価値が高まらなくなっている。
 再エネの発電コストは下がったが、欧州と比べればまだ高い。太陽光や風力の出力変動対策のほか送電網の運用見直し、増強といった課題もある。一方、今後は蓄電池の導入が加速する。再エネ拡大と、地域の強靱(きょうじん)化対策としても期待されている。 (吉田賢治)

2019年(令和元年)11月20日(水)

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