西日本政経懇話会

大牟田第547回「安倍政権 強い理由は…」/作家の大下氏が講演

 西日本政経懇話会10月例会「大牟田」が4日、大牟田市大下氏 大牟田.jpgのホテルニューガイアであり、作家の大下英治氏が「安倍政権の強さとアキレス腱(けん)とポスト安倍」と題して講演した=写真。要旨は次の通り。

 安倍晋三政権の強さを支えているのは菅義偉官房長官だ。安倍氏は、絶対に裏切られないと信頼し、菅氏も安倍氏を尊敬している。首相官邸では毎日20分間の会議があり、菅氏や、安倍氏が信頼を寄せる経済産業省出身の今井尚哉首相補佐官ら数人だけが出席。政権の危機管理機能を果たし、人事などを決めている。

 特に内閣人事局の発足後、官僚は政権に忖度(そんたく)するようになった。ただ身内への甘い人事は、もやもやとした問題として残っている。

 二階俊博自民幹事長の存在も大きい。今、政界でけんかができるのは菅氏と二階氏だけ。2人に支えられているから政権は強い。

 一方で、安倍氏は長期政権ながら歴史に残る仕事をしていない。拉致問題も北方領土問題も動かせず、憲法改正に懸けている。ポスト安倍は、現時点では菅氏だろう。 (吉田賢治)

2019年10月05日

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