西日本政経懇話会

大牟田543回トランプ外交を分析/前嶋上智大教授が講演

大牟田前嶋.jpg 西日本政経懇話会5月例会「大牟田」が17日、大牟田市のホテルニューガイアで開かれ、上智大教授の前嶋和弘氏が、米トランプ政権の外交などをテーマに講演した。要旨は次の通り。

 トランプ大統領の支持率は共和党支持層では90%超で「最高の大統領」と評価。一方の民主党支持層では10%前後しかない。この20年で米国の政治的分極化が一気に進んでいることの現れ。そこでトランプ氏は再選に向け、民主党支持層を取り込むような政策は狙わず、共和党支持層向け、特に比較的自由の効く外交でのポイントを狙っている。

 トランプ氏の支持層を分析すると、外交政策の核になっているのが分かる。白人ブルーカラー層向けに、中国との貿易戦争がある。親イスラエルの「宗教保守」層向けには、敵対するイランへの圧力がある。特に今、米国とイランは緊迫した状況に陥っている。

 きょう大統領選があればトランプ氏が再選する。しかし2020年に向け民主党の若手候補の伸長次第では、大統領選の行方は分からない。 (吉田賢治)

2019年05月18日

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