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「スペインの2階建て屋根なしバスに乗って考えた」

都市圏総局 野村 創

 福岡市で2012年3月、観光名所を巡る2階建ての屋根なしバス「福岡オープントップバス」の運行が始まった。日本ではまだなじみが薄い屋根なしバスだが、本場の欧州では観光客を中心に人気を集める。多くの都市で運行されている観光立国・スペインを訪ねた。

 スペイン第2の都市・バルセロナ。市街地には数多くの2階建ての屋根なしバスが走り、市内30カ所以上の停留所で乗り降り自由だ。早速、2日券を買って乗車してみると、座席にイヤホンの差し込み口があり、日本語を含め12カ国語の音声ガイドが聞けるようになっていた。

 ルートは2種類あり、建築家ガウディの建造物やピカソ美術館といった観光地をそれぞれ約2時間でめぐる。地下鉄が通っていない場所にも簡単に行けるため、現地の言葉に自信がない外国人観光客には便利だ。まずはバスで1周して行きたい場所をチェックし、2周目では目的の場所で下車して観光地巡りを楽しむこともできる。屋根なしの2階建てバスは、首都マドリードをはじめ、スペインの主要都市でも運行されており、どこも外国人観光客でにぎわっていた。スペインの街は歴史的な建造物が多く、バスに乗って風景を楽しむだけでも飽きない。

 福岡オープントップバスの運行初年度の実績をみると、利用客は日本人が中心だが、スペインの活況や利便性の高さを考えると、外国人観光客に受け入れられる余地は高いだろう。外国語の案内を充実させることはもちろん、ツアーをより楽しめるよう、福岡らしい景観や観光資源を磨くことも必要ではないかと考えた。

(2013年3月11日~24日)

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